キリスト教は戦争好きか キリスト教的思考入門 (朝日選書)

著者 : 土井健司
  • 朝日新聞出版 (2012年4月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022599872

作品紹介

「敵を愛せ」「右の頬を打たれたら左の頬をも向けよ」-聖書にこうした言葉があるにもかかわらず、十字軍、異端審問、魔女狩りなどの戦争や殺戮行為が、キリスト教の名のもとに行われてきた。「一つの神しか信じない」という一神教の心の狭さが、こうした悲劇を引き起こすのではないか。あるいは、なぜ聖書の教えが浸透しているはずの欧米社会で、貧富の差が拡大しているのか。そもそも、宗教に頼る人は精神的に弱いのではないか-。古代キリスト教思想を研究する著者が、聖書と歴史の視点からキリスト教を根源的に捉え直す。非クリスチャンが抱く疑念に答えていく、キリスト教的思考入門。

キリスト教は戦争好きか キリスト教的思考入門 (朝日選書)の感想・レビュー・書評

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  • 神学者?によるサブタイトル通りのキリスト教的思考入門書。表紙デザインは「キリスト教は戦争好きか 」がドンと出ているけれどもこの点についての記事は少なく羊頭狗肉の感が。このテーマについての好奇心は全く満たせないものの、全体的に日本人にキリスト教を知ってもらおう、という意欲にあふれていて丁寧な文章で読みやすい。

  • たいていの人は物事がうまくいっている時、平穏な日常を過ごしている時には、あまり上について考えません。
    苦しい時、罪を犯した時、私の恐怖に脅かされる時、そーゆー切迫した限界状況において神が問題になる。
    祈りとは無為のうちに何かにすがり、依存することではない。神に向かった沈思黙考であり、この世に妥協することなく、真実、正義といったものを問い、考え、決断する時間のことだ。

    クレルモンの神秘、十字軍の結成。
    神、それを望み給う 集団ヒステリーのような状態エルサレムの奪回、

    真理であるキリストの教えを伝えて、その人々を性能に導かなければならない、そのたには力ずくであっても仕方がない、
    火で浄化して罪を清める、異端者、魔女、火あぶり。 愛と言う言葉で表現される残虐行為、

    旧約聖書、神が戦争を命じ、神の名のもとに殺戮が賛美され、正当化されている。

    正しい戦争は存在するのか、正義の戦争とは何か、平和のために戦争すべき、社会の善を目的とする場合の戦争は許される、

    16世紀の人文主義者、エラスムス
    絶対平和主義、どのような理由であれ、戦争はいけない。なぜなら戦争は殺人であり、無辜の人々に悲惨な生活を知るものだから、

  • キリスト教の歴史に沿って基本的教義をなぞりつつ,戦争や生命倫理などの応用問題にも言及した入門書。

    奇抜な回答はない。
    それがむしろ本書のいいところだとおもう。

    本書におけるキリスト教理解が通説的なのかは不明。
    ただし,著者の私見については丁寧にその旨断ってから述べられている。

  • タイトルに非常に興味を惹かれた。内容は読む価値なし。辛抱して、辛抱して、何もない。何故この本がくだらないかと簡単に言ってしまえば、キリスト教徒がキリスト教について盲目的に書いてあるからだと感じる。何故キリスト教は素晴らしいのか、それはキリストが素晴らしくて、それが真実だからである。こんなくだらない本はない。キリスト教の部分をカルト教団としても通用するばかげた本である。朝日新聞という日本の新聞がこのような本を発行してしまう事には朝日新聞出版社の原罪によるものであると感じた。

  • TMDU図書館、¥0.

  • キリスト教的な考え方の初歩は知ることができる、と思う。
    知った感想としては「なるほど、こういう考え方をするのか。こいつはわかり合えないぜ」というものでした。「知る」ことはできるんだけど、理解・共感には至らないというか。

    いいことも沢山書いてあると思うんですけどね、論点をズラされていると感じる部分が多かったので。特に肝心のタイトルである「キリスト教は戦争好きか」のパートそうだったから、タイトルに惹かれて読んだ身としては低評価をつけざるを得ないです。

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