道が語る日本古代史 (朝日選書)

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022599896

作品紹介・あらすじ

近年の発掘調査の増加とともに、古代の道路跡が全国各地で次々と発見されている。驚くのは、直線で舗装された道路であることだ。側溝をそなえ、広いものは幅30メートルにも及ぶ。これらは時の巨大な権力が労働力、技術力を結集し、目的を持って造ったことを物語る。道づくりの技術はどこから来たのか。なぜここに道を通す必要があったのか。道の上で何があったのか。大豪族葛城氏の繁栄を支えた道路、推古天皇・聖徳太子・蘇我馬子の経済政策と道路の関わり、壬申の乱の舞台となった要衝、全国駅制施行とともに行われた列島改造、律令制の崩壊と地方分権にともなう道路の荒廃など、古代国家の誕生から終焉までを、5〜10世紀の道路の実態から読み解く。遺跡を歩く写真・地図を多数収載。

感想・レビュー・書評

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  • 古代道を軸に語られる、畿内を中心とした古代史。

  • 地域史

  • 古代歴史文化 なら賞

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    「総延長は、北海道をのぞいた現代の高速道路にほぼ匹敵する古代駅路。全国規模で建設されたこの直線道路網は、古代史上最大の内乱、壬申の乱を征した天武天皇が行なった政策で、律令国家のあり方を具現化したものであった。じつは直線道路のあり方は古墳時代までさかのぼる。群雄割拠から天皇中心への転換を達成した雄略天皇の時代、変革と国際化の中で律令国家の建設に突き進んだ推古天皇」

  • 聖徳太子と蘇我馬子との関係など史実に関することは面白かったが、道に関する説明は詳しすぎまた学術的すぎるので、興味をもてなかった。

  • 歴史の見方は十人十色とは思うが、同著もその一つ。
    道路から見る律令国家、古今東西の歴史からもそれほど目新しい着眼点ではないとは思うが、日本史に根差した見方かというと多分そうではないのだろう、著者の自負がそこかしこに見え隠れする。
    ちなみに自分の実家近辺が本格的な古代史に登場していたことを認識したのは初めてです、不勉強ですいません。

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著者プロフィール

1966年生れ。現在、文化庁文化財部記念物課文化財調査官。 ※2015年1月現在【主な論文】平城京における宅地班給と居住者に関する予察(橿考研報告書131)

「2015年 『平城京の住宅事情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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