パイプのけむり (朝日文庫 だ 1-1)

著者 : 團伊玖磨
  • 朝日新聞社出版局 (1977年9月発売)
4.25
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022600219

パイプのけむり (朝日文庫 だ 1-1)の感想・レビュー・書評

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  • 大好きな「パイプのけむり」。ついに、第一巻にめぐり逢えました。
    東京オリンピックをひかえて浮かれまくっている世の中に違和感を感じているという團さんの文章を、今このタイミングで読めたことがうれしい。

  • 原田宗典が「キングオブエッセイ」だとしたら、團伊玖磨はさしづめ「エンペラーオブエッセイ」であろう。小さい頃から「随筆(エッセイ)といえば『パイプのけむり』」と聞いて育ってきたのだけど、一番最初のこの作を読んだのは初めて。
    長期連載エッセイのお約束ではあるが、まずはエッセイ開始のゴタゴタ、最近のこと、何も起こらなければ過去のこと、自分のこと、家族のことなどという一山があって、その後「最近のこと」で安定飛行になるわけだけれども、この1冊は安定期になる前の一山にあたる。 また、初出は1960年代と古いことから、堅苦しかろうと構える人も多いかもしれないが、全くそんなことはなく、全編を通してソフトであり、子供から大人まで、ひろくおすすめしたい。
    さらに、大正生まれの作曲家なのに、だいたいきちんとオチが用意されており、一篇一篇がわかりやすくまとまっているのも特徴。
    とはいえ、中盤以降には、朝からにんにくを貪り食うだの、トイレより尿瓶が好きだのいう自分の性癖の切り売りをしていて、一次ネタ切れ期の頃にあたるだろう時期なのだろうというところも興味深い。
    本作は文庫本で入手したのだが、意外にも古本であまり流通しておらず、ごく稀にしか見ない。よく見る単行本(ペーパーバック?)も、よく考えたら他人の本棚で見るものである。
    一篇のボリュームから、電子書籍で読むのに調度良いと思っていたのだが、すでに電子書籍化をされている模様であり、興味を惹かれるものの、「選」になってるのだよなあ。せっかく読むのなら全部読みたくなるんだけどね…。

  • 一番好きなエッセイです。
    指揮者の團さんのなんだかのほほんとして、どこか知性的なエッセイ。音楽家ってどうもこう文章がうまいのだろう。
    古本屋で全部あつめるべくがんばってます。見かけた方はご一報ください。

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