パイプのけむり またして (朝日文庫 だ 1-14)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022600349

感想・レビュー・書評

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  • ここらはとても時間のなかった時期で、メモすら残っていないので「パイプのけむり」に関するメモ。

    「懇願もだしがたく」
    という言葉が数回出てきた。懇願するので、断りきれなくて、という意味だと思うけれど、こういう言葉が使われていたのだなあ。

    「亭々として」
    そびえる木に使われていた表現。
    團さんは動物と植物を愛しておられて、植物にたいそう詳しく、しょっちゅう出てくるので楽しい。
    柊は、若いころには葉が棘々していて「鬼柊」と呼ばれ。ある程度経つと、少し棘がおさまって「柊」になり、ついには棘がなくなって「女柊」と呼ばれるようになるという。

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