街道をゆく (13) (朝日文芸文庫 (し1-14))

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著者 : 司馬遼太郎
  • 朝日新聞社 (1985年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022601834

街道をゆく (13) (朝日文芸文庫 (し1-14))の感想・レビュー・書評

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  • 1985年刊(底本1981年、週刊朝日初出1978年)。

     対馬関連書を読む「食前酒」的な書として読破した。

     地誌的観点から日朝関係を外し得ない地域だが、叙述の時代相では古代、近世(豊臣秀吉政権期を含む)と近代に偏り、中世が欠落している。
     とはいえ、70年代初出ではやむを得ないか。

     さて、中国以上に儒教国家性の高い半島。その儒教=典礼主義=形式主義=先例主義の強固さが、各時代の底流にある情報収集排除の頑なさという特徴を生んだとの指摘は一つの視座を持たせてくれそうだ。
     他方、平戸藩随一の穀倉地帯・壹岐が該藩の植民地的存在というのも同様に意味ある指摘だろう。

  • 2013.8.11 読了

  • 「対馬は朝鮮領だと李大統領はいっている」まわりの者はみな大声をあげて笑った・・・しかし、彼らは当時のアメリカの国務長官に対馬の領有権を主張したのである。この申し入れに対しては国務長官は対馬は「きわめて長期的にわたり日本の領土であった」(会談メモ)と簡潔に答え問題を終了している(P152参照)かっての対馬十万石の地が朝鮮領であるなどとは思ってもいなかった・・・その声明が憎むべき日本に対する隣国のブラック・ユーモアだと思っていた(P144参照)

     この両国の意識のヅレは恐ろしいものがある。竹島を韓国に譲れといった山本太郎議員は、対馬も同じように考えているのだろうか、国会では一人牛歩で目立っていたがあの姿が国益に利するというのだろうか、はなはだ疑問である。

  • 韓国からかえってきたところだったので、対岸の対馬についても思うところがあった。
    古朝鮮王、麻立干についての考察、ハンだったのではないかには脱帽。そうなのかもしれない。
    やはり朝鮮ももともとは北アジアの範囲なのだ。

  • 14/12/28読了

  • 朝鮮との接点に位置する壱岐・対馬は、異文化交流の文物や建物が残されているのではと期待しました。しかしながら、例えば対馬などは島の大半が山林に覆われ、田畑無く、道なく、貧しい漁村でした。交流も朝鮮の人が来たというより、釜山の倭館に出向いたようです。遺跡も乏しく、司馬さんの筆を持ってしても感興が湧きませんでした。

  • 対馬の予習。

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