街道をゆく〈19〉中国・江南のみち (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞社
3.43
  • (5)
  • (4)
  • (20)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 103
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022601896

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ちょっと力感が足りない感じ、血が通っていないと言うと言い過ぎだけれども、全体的に平板。
    思い込み過ぎ的文明史観の吐露があまり感じられなかったからもしれぬ。

  • 新書文庫

  • 2012.9.22 読了

  •  中国文化の流入は大きくわけて二度にわたる。朝鮮半島に四世紀から300百年存続した百済国が、七世紀滅亡の時に日本が大量の遺民を受け入れた。その百済国は非漢民族の勢力とは親しまず、漢民族の六朝と接しつづけていた(P72参照)彼らの影響と、二度目は十四、十五世紀鎌倉、室町時代であり、禅宗を媒体として明の文化が入ったことが挙げられる。『空海の風景』にいよいよ手をだそうかな~

  • 来月、蘇州なので読了。
    世界遺産の庭園などではなくて、蘇州の町並みを司馬は歩く。
    生涯、是旅なのである。

  • 長江下流、江蘇省と浙江省の旅。ざっくり言えば上海のそば。遣唐使や遣明使の乗る帆船が風に吹き飛ばされるようにして行き着く先がこのあたりで、古来より日本との交流が深い。日本にとって中華文明吸収の窓口。家屋のカタチも似ているそうな。

  • 司馬氏はこの旅で、蘇州、杭州、紹興、寧波など長江河口の各都市を訪れ、日本の歴史や文化に多大な影響を与えた中国を語っている。この本をガイドブックとして蘇州の町並みをもう一度回ってみたい。

  • 司馬さん、さすが面白い視点持ってるね。

  • 先日、司馬さんのこの本を携え蘇州を訪れた。宋代に再建された盤門界隈は、立派に整備された観光名所となっておりました。司馬さんが蘇州を訪れた1980年代からの時の流れを実感。

  • 蘇州から杭州へ。

    まさに、自分が住んでいるエリアを、司馬遼太郎が旅している。
    旅しながら圧倒的な知識と鋭くまた暖かい考察。
    文化人の住む場所はこれなりと思わずにはいられない。

    杭州へも多くのページを割き、言語や歴史、文化の発展について思いを巡らしている。
    確かに、何十年も前でも、きっと彼の感覚は正しい。
    現代にも通じる道理を導きだして、彼の言葉で語る。贅沢な本だ。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

街道をゆく〈19〉中国・江南のみち (朝日文庫)のその他の作品

司馬遼太郎の作品

街道をゆく〈19〉中国・江南のみち (朝日文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする