からゆきさん (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (1980年11月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022602350

みんなの感想まとめ

さまざまな時代背景を持つ女性たちの生き様を描いた物語は、読者に深い印象を与えます。特に、ナガサキや朝鮮、大連、シベリヤ、インドなどを舞台に、異国での生活を強いられた女性たちの逞しさや苦悩が浮き彫りにさ...

感想・レビュー・書評

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  • 1976年の単行本で読んだ。古典的名著であり、読んだ記憶はあるが、すっかり忘れていた。ボルネオにいった女性の話であったとは思ったがそうではなかった。ナガサキでオランダ人の相手やロシア人の相手となっていた日本本土から始まり、朝鮮、中国の大連、ロシアのシベリヤに行った女性であり、最後はインドに行ってガンジーのマッサージをした女性の話になっていた。従軍慰安婦のことばかり問題になっているが、日本の女性も天草やナガサキから海外に出ていたことがわかる。

  • 悲しい感じだけではなかった、いつの時代も時代背景はそれぞれだが、みんな逞しく生きている、それにしてもなぜ、女性だけが対象になってしまうのかなあーと素朴に思います。

  • からゆきさんって聞いたことはあったけど、そんな深くは知らなかったので読みました。人権も人としての尊厳もなんもない時代だなと実感。
    あと昔あった夜這い文化、今じゃ考えられない。でももっと調べたくなったりして。

  • 従軍慰安婦の問題に関して「なかった」だのなんだのという人たちにはぜひとも読んで欲しい一冊。
    国は彼女たちに何もしてくれなかった,それでも日本を誇らしく,日本人であると生きた。

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著者プロフィール

森崎和江(もりさき・かずえ) 1927年朝鮮大邱生まれ。福岡県立女子専門学校(現・福岡女子大学)卒。詩人・作家。谷川雁・上野英信・石牟礼道子などと「サークル村」をおこし、文化運動・大正炭坑闘争を闘う。執筆活動・テレビなどで活躍した。主な著書に、『まっくら』『奈落物語』『からゆきさん』『荒野の郷』『悲しすぎて笑う』『大人の童話・死の話』『第三の性』『慶州は母の呼び声』など多数。詩集に『かりうどの朝』『森崎和江詩集』など。2022年、95歳で死去。

「2024年 『買春王国の女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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