算私語録 (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (1985年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784022603104

みんなの感想まとめ

数や幾何学に関する深い考察から、日常の不思議や芸術、社会に至るまで多岐にわたるテーマが展開される作品です。もともとは連載コラムとしてスタートしたこの書籍は、数学を基にした連想ゲームのような内容が特徴で...

感想・レビュー・書評

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  • 1980年刊。もとは『月刊数学セミナー』連載の名物コラム。数や幾何学(形)に関する話題が多いが、しかしそこから連想ゲームのように、さまざまな話題に発展してゆく。とくに、子どもとおとなの空間や時間の知覚&記憶についての考察が深い。
    建築のトピックスも出てくる。家の新築の件で、友人の設計士に相談すると言われたのは、自分で設計してみたら。設計図を書き上げて、その道の権威に見てもらったら、「卒論ですな」。それを聞いて「ハラハラと落涙した」とあるが、これって自慢なのでは? 家はその図面でできあがったらしい。
    ジャン・ジャック・ルソーも出てくる。「むすんでひらいて」を作曲したのは彼。そのルソーは数字で記譜する方法を考え出した。しかし、それはメジャーにならなかった。かくして、彼の作曲した曲は五線譜上に表わされて、日本に伝わることになった。これも数の関係するトリビアだ。

  • 数学から科学、芸術、社会、日常の不思議まで、遠山啓に捧げられた珍聞奇聞集。いまならツイッターに投稿するような小文がぎっしり。

    初出は「数学セミナー」連載。『科学朝日』に引っ越ししてからのぶんは『散語拾語』としてまとまり、さらに掲載誌を変えながら、このスタイルの文集は晩年まで続いた。

  • だらっと読み進める。

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著者プロフィール

安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『安野光雅文集』(全6巻)『片想い百人一首』などがある。2020年没。

「2025年 『文庫手帳2026』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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