女二人のニューギニア (朝日文庫)

著者 : 有吉佐和子
  • 朝日新聞社 (1985年7月発売)
4.00
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  • 本棚登録 :42
  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022603289

女二人のニューギニア (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 残念ながら著者は若くしてなくなってしまいましたが
    彼女をニューギニアに連れて行った
    畑中女史は今も生きておられます。
    (画像検索をすると15年ほど前の画像が出てきます)
    確かに強い女性ですわ。

    二つ返事で行くなんていったのが運の尽き。
    まさに地獄行き(?)のニューギニアへの旅。
    足は悲鳴をあげても歩かなくてはいけません!!

    著者はご存知のとおりで非常に
    おかたいイメージの強い人でしたが
    ところがどっこい、この本には
    そんな要素は微塵もございません(笑)

  • 有吉佐和子さん(S6.1.20~S59.8.30急性心不全で急逝、享年53)の「女二人のニューギニア」を読みました。1985.7.20発行。1968年(S43)、有吉さん37歳のとき、友人の文化人類学者、畑中幸子さんが調査中だったニューギニアの山奥の村を誘われるままに訪れ1か月滞在したときの紀行文、爆笑エッセイです。面白かったです(笑)有吉佐和子さん、作品を読んだことはなく、若いころ難しそうな本を書かれてる作家さんだという印象を持ってました。この作品からは、天真爛漫、明るく楽しそうな有吉さんです。

  • 冗談ではなく笑いすぎて涙がでた。

    偏見は十分承知だが、今まで旅行記やエッセイの類は作者が読み手に自分の面白さをアピールしようと透けて見える所がどうも苦手だった。

    しかしさすがの有吉佐和子の文章力である。
    入りからぐっとつかまれ、現地の雄大で荒々しい自然描写、テンポの良いコントさながらの会話と、次々に出てくる形容表現に唸り、息つく暇なく読ませてくれる。

    そしてパートナーであり、現地に調査のため滞在している文化人類学者の畑中幸子さんが非常によいキャラをしている。

    長期間滞在して現地生活にすっかり慣れ親しみ、感覚の麻痺した畑中さん。
    かたや、大都会東京から軽い気持ちで単身乗り込んだ有吉佐和子氏。

    この凸凹コンビが繰り広げる掛け合いが何とも言えず面白おかしい。
    カルチャーショック、畑中さんとの感覚の開きに動揺し、うなだれる有吉佐和子とアグレッシブに叱りつけながら進む畑中さんの姿はこの文庫の表紙イラストまんまである。

    面白い部分に付箋をつけて元気のないときに読み返しているが、今だに笑えて元気になれる大好きな一冊。

  • 再読。

  • 残念ながら絶版のようなのですが、むちゃくちゃおもしろい旅行記です。

    『複合汚染』の、と言えばいいのか、『華岡青洲の妻』の、と言えばいいのか、『恍惚の人』の、と言えばいいのか、その著作には枚挙にいとまのない有吉佐和子さんですが、本書は、ニューギニア旅行記です。友人であり、文化人類学者である畑中幸子さんに誘われて、ニューギニア奥地に踏みいる女流作家。
    「よいところ」と言われて気軽に飛び込んだけれど、想像を超える苦難の日々が待っていたのでした。異文化とのふれあいが、女2人の漫才のような掛け合いを交えて、軽快なユーモアあふれる筆致で綴られています。
    日本ではごくごくおとなしい人だった畑中さんが現地では逞しく研究している様が痛快です。

  • とにかく爆笑。
    終始笑い転げながら、読んでいた。

  • 笑い転げながら読んだ。
    エッセイでこんなに楽しめたのは久しぶり。もう、面白いのなんのって……。
    有吉佐和子氏の小説は、とにかく真面目な長篇が神がかって素晴らしいので、エッセイも凄いんだろうかと思って探して買ってきて、ああ、やっぱり! と。
    やっぱり、真面目で頭の良い人だからこそ、人を笑わせられるのだと思う。
    いやあ面白かった。最高でした。

  • 文章を読むだけで、作者の苦労が忍ばれます。畑中さんのパワー凄すぎです。

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