- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022604514
感想・レビュー・書評
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2019.6.4. タケシマ文庫にて購入。
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古本なのでカビの痕とか日焼けとかで薄汚れている。写真の色もおかしい気がするけどどこまでが元からなのか不明。いい写真もあると思う。文章はそうでもない。内容は興味深くもある。
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おいらがまだ多感な時代、この1冊に出逢ってまさに震えていたことを想い出す。何か魂を震撼させるに足るオーラが、書籍の後ろから立ち上ってくるのを感じていた。「逍遥游記」(朝日新聞社)から立ち昇るかの巨大な視野から発せられるオーラが、おいらの心の中を射抜くようにして聳え立っていた。
前にも後にもこの体験に勝る写真との邂逅は無かったといってよい。太宰さんの小説文学とはまた異質なものであった。どうしてこんな写真が撮れるのだろう? おいらの疑問は解明されること無く現在も続いているのである。 -
はなしに落ちがないはなしに感じるリアリティ
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香港、九龍界隈の写真&文章はまぁまぁ
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何度も何度も読みすぎてもうぼろぼろになってしまいました。アジアの国の人々の哀愁に満ちた暮らしが無性に愛しい。不思議なせつなさに満ちている。