シュタイナー教育を考える (朝日文庫 こ 4-2)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022604538

作品紹介・あらすじ

テストもなければ通信簿もない、教科書を使わず、8年間担任制の風変わりな学校-留学先のミュンヘンでシュタイナー学校に娘フミを入学させた体験をもとに、そのユニークな授業の実際を順を追って紹介しながら、背後に流れるルドルフ・シュタイナーの人間哲学の全体像をさぐる。

感想・レビュー・書評

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  • シュタイナー思想との初めての出会い。

  • 1-8年生までずっと同じ担任。持ち上がり制。
    点数がない。テストがない。成績をつけない。授業も教科書を使わない。
    自由への教育を求めて。
    一人の大人と密に接し頼る環境を作り、八年間の後半で反抗期を作るため。一年一年担任が変わるのでは頼ることができない。反抗期が作れないと。

    ここまでは理解できたのだが、テレビは一切禁止、本物の体験のみ。マイクもビデオカメラもだめ、その瞬間を肉声で肉眼で五感を使って体験として身体におさめる、、というところを読んでその先が頭に入らなくなってしまった。

    理念は理解できそうだが、大人も今の生活から脱し浮世離れしないと子供だけに強いるとかは無理かな。成熟した芯の強い親の子供が通っていそうである。

  • シュタイナー教育の入門としては読みやすくて良いのではないでしょうか。授業や学校の雰囲気をつかむには最適、かな?

  • 近所の古本屋で250円。探してみると子安氏の本は結構見つかる。<br>
    <br>
    「ミュンヘンの小学生」の副読本といった感じ。授業の内容やシュタイナー教育についてもう少し詳しく書かれていて、なるほどと思う点が多かった。「ミュンヘンの中学生」はまだ未読だったので、そっちを読んでからの方が良かったかも。

  • 教員目指してる人は息抜き程度に読んでみてもタメになるかも…。

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