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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784022605184
みんなの感想まとめ
多様な地域を巡りながら、歴史や文化を深く掘り下げる旅の魅力が詰まっています。特に神戸や横浜、広島の旧国名である芸備に焦点を当て、地名や歴史的背景を新たな視点で語られています。筆者の表現は心に響き、読者...
感想・レビュー・書評
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筆者の表現は本当に心のスコンと入ってくる気がする。神戸出身の私にとって知らなかったことを教えてくれるばかりか、このように言語化して表現してもらうと神戸を再発見させてもらったような気がして新鮮だった。
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今回は三本立、芸備、神戸、横浜と。
芸備とは広島の旧国名、安芸と備後から文字をとった地域をいうわけだが、このあたりの分水嶺が思ったより南に位置していることは、このたび初めて教えてもらった。つまり広島県は日本海に面していないものの、とある地点から水は日本海側に流れているのだという事実のこと。そのいくつかの川筋が合流する地点にある地名を「三次」とかいて「みよし」と読むのだが、その成り立ちをシバさんが推理する過程が印象に残る。
今回のペアリング考は意表をついてどちらも本巻に含まれる神戸散歩と横浜散歩。常にこの二都市を比較する形で書かれており、神戸編の最後には「―このあと、横浜へゆく。」という一文にて実際に連続した時系列で訪れられていることもあかされている。
芸備の道については一部絡むところで「世に棲む日日」か。毛利元就が育った地を訪ねつつ、その近辺に幕末の長州志士の姓が地名として並んでいる場所を通りすぎてゆく。そこを過ぎながらシバさんが「かといって、この旅ではそれをどうこうするというつもりはない。ただその在所を通ってみたかったのである。」というとき、その人の無邪気な部分を垣間見たような気もした。 -
司馬遼太郎の有名紀行。文章は短いが、横浜と神戸を対比しながらの紀行文が面白い。司馬遼による神戸と横浜の違いを述べた文章に膝を打つ。神戸を歩いてみたくなった。(布引の滝から海岸線までな)
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京都・神戸の人は大阪とは違うっていう意識。まぁはたから見ていて良く分かるというか、可愛らしいというか。繰り返しですが、こういうアイデンティティを確認するような見解は重要かもしれない。それを無意識のうちでなく、意識して認識しないといけない現在の世の中は、良いことばかりではないことを暗示しているよう。
しかし、米食民族は船酔いしやすいって本当ですかね?当方、完全にど真ん中ってことでしょうか。 -
14/12/7読了 20/6/6再読
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横浜は港町。関内がその中心地。それ以外の横浜は、同じ市内とはいえ、港でない。どう違うのか
神戸と大阪と京都と。 -
日本の大都市の多くは元城下町だが、神戸と横浜は違う。歴史的視点から2つの港町が持つ独特の風情を考察。芸備は安芸と備後で、現在の広島県。戦国毛利氏が家康によって長州に押し込められる以前の本拠地、吉田町界隈を訪ねる。現在の安芸高田市。
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