街道をゆく〈23〉南蛮のみち2 (朝日文庫)

著者 : 司馬遼太郎
  • 朝日新聞社 (1988年11月1日発売)
3.44
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022605207

街道をゆく〈23〉南蛮のみち2 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ポルトガル行きたくなった。

  • 2013.10.14 読了

  •  日本の戦国時代初頭、ポルトガル人はスペイン人のような大規模な悪業の事歴はない、元来がおだやかな民族で人口が少なかったことが考えられる。両国の征服事業について、互いの競争をさけるために地球を両国によって二分した。この境界線は西経四十六度三十七分を境に東はポルトガル、西はスペイン領とした。日本の領有権を両国が主張するがローマ法王庁がポルトガルの独占権をみとめていた(P40~参照)

     もし、スペインが日本の独占権を取得していたならば南米のインディオたちのように大虐殺されるとまではいかなくても、当時の日本が大混乱をきたし、時代が大きく変わってしまったかもしれない。

  • ヨーロッパには本当に縁遠い私だが、アラビアがイベリア半島を支配していたのにはびっくり。
    だからアラブっぽい顔立ちがスペイン、ポルトガルには多いのか。
    1巻はバスク人について、2巻はスペイン、ポルトガルについて。
    過ぎ去った栄光をもつ両国の歴史の調べ。

  • 14/8/16読了

  • 前巻をまるっとバスクに費やしたせいか本巻はスペイン・ポルトガル横断を駆け足で。かつて世界の歴史を変えたほどの二大海洋帝国となりえたのはイスラム勢力のおかげだった。レコンキスタでキリスト勢力が盛り返してから、この両国は衰退を始める。キリスト世界よりイスラム世界のほうが進んでいた時代があったというのは新鮮な驚き。

  • 前作のバスク地方に続き、スペイン、ポルトガルを訪ねる「南蛮のみち」。赤茶けた大地に息づくかつての栄華の名残をアラビア、レコンキスタ、植民地支配などさまざまな視点から描き出す博識ぶりには毎回感心させられる。かつて「日の沈まぬ帝国」と称えられた二大海洋王国がなぜ繁栄し、そして没落していったのか?というテーマを東洋の旅人の視点から語っている。天正遣欧使節など日本と南蛮との深い関わりについても触れられていて、外国を訪ねると司馬氏が常に文化交流に深い関心を持っていた事がよくわかる。以前訪ねたスペイン・ポルトガルの景色が目の前に浮かんでくるようで非常に懐かしかった。いつも思うがこれを先に読んでいれば違った見方ができただろうに…と悔やまれる(苦笑)

  • あくまでも自分の興味のある点にこだわる司馬さんのたびのスタイルは、通常の紀行文とは一線を画す。ガイドブック代わりの一冊にはならないが旅について深く考えさせてくれる一冊

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