料理沖縄物語 (朝日文庫 こ 12-1)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022605832

感想・レビュー・書評

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  • 料理がメインだけれど,文化的な背景も興味深く読めて,沖縄を「沖縄」と一括りに呼ぶのをためらう気持ちが生まれた。

  • ロフト行き

  • 2015/2/23読了。
    沖縄料理に関するエッセイだが、著者が思い起こすのは戦前の家庭料理だ。沖縄の歴史や風俗が料理の向こうに垣間見える名エッセイ。
    ここのところ、うまい沖縄そばが食べたくて沖縄料理屋へ行くと、なぜか店が休みだったり、予約で満席で店に入れなかったり、若者向けの俗な居酒屋で普通のうどんみたいなのが出てきたりと、あの味にありつけない事態が続き、なんとなく本書を積読から引き出して読んだわけだが、本書にも沖縄そばの章があり、読んだらますますあの味への想いが募ってしまった。

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著者プロフィール

古波蔵 保好(こはぐら・ほこう)
1910年(明治43年)3月23日、沖縄県那覇市首里出身。エッセイスト。東京外国語学校(現東京外大)印度語科中退。31年沖縄日日新聞社(のちの沖縄日報社)、41年から毎日新聞(はじめ那覇支局、のちに東京本社社会部)の記者となり、56年から同新聞論説委員としても健筆をふるった名文記者。65年に定年退社後は、評論家、エッセイストとして活躍。著書に『沖縄物語』『料理沖縄物語』など。『沖縄物語』で昭和56年度日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。文筆以外でも第一回MFUベストドレッサー賞を受賞するなど、幅広い分野で評価が高い。2001年(平成13年)8月30日逝去。


「2022年 『料理沖縄物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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