「戦争論」を読む (朝日文庫)

  • 朝日新聞社 (1991年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (260ページ) / ISBN・EAN: 9784022606433

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから「戦争論」の解説書のように思われるが、そのような部分はわずか。内容の大半は、冷戦体制が崩壊(1991年出版)しようとしている世界情勢を鑑みて、戦争について考える必要があるよね、ということで一貫している。(でもそれだけだと、戦争論である必要はないよね)

    旧ソ連で国民の寿命が縮み、国民の不満がたまり、徴兵も行えなくなることが、国家の崩壊につながる、という切り口は鋭い。

  • クラウゼヴィッツ「戦争論」の解説本。
    この本を読むまでは、この手の解説本は「いやいや、原著読めばいいじゃないか」と思っていた。しかし、時代を超えての解説本は意味があるのだと理解した。
    どうしても200年以上前の戦争について論じた本だと、現代の戦争とは差が生じるから。
    その点、この本はそれぞれの国で戦争論はどう捉えられたかとか、核兵器によって戦争論はどう変わる・否定されるか等を論じている。
    ただ、1点満足しなかったのは、「当時の戦争論は破綻した」とは言っても、結果「核の今の戦争論」を著者独自で断じることは避け、あくまで200年前の議論がどうか、で終わってしまっている事。

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著者プロフィール

国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年に独立。1983年に出版した『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で、第3回石橋湛山賞を受賞した。

「2020年 『中国は民主化する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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