植村直己の冒険 (朝日文庫)

制作 : 本多 勝一  武田 文男 
  • 朝日新聞社 (1991年9月発売)
3.29
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022606662

植村直己の冒険 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  植村さんの遭難に関連した座談などを集めた本。どちらかと言えば批判的な本にしあがっています。
     わたしには、朝日新聞の「大」記者の上から目線が嫌味に感じられました。誰がいったい本多勝一に『世界探険史」の判定の権限を与えたのか?と思いました。新聞社がスポンサーであるうちは良かったが、「電通」がからんで植村は「ダメ」になった。と何度も何度も繰り返し言いますが。新聞社だって、結局、植村さんをクイモノにしたのは同じようなもんだと思います。そしてこんな不出来な本を出している本田勝一も同じです。
     「冒険者」と「マスメディア」の関係を批判するなら、まず自己批判すべきだと思います。
     本田勝一の場合、自分も「探検家」であったという思いがあるのかも知れませんが、
     「京大探検部派は「哲学」があるが、植村にはそれがなかった。」
    など、老人の繰言です。「冒険者」とは行動する人であって、解釈する人である「学者」でも、株式会社朝日新聞の「記者」でもないのは当然だと思います。

     これは本田勝一の「著」ではなく、「編」の本です。本田の文章は数ページの新聞記事と対談のみ。そんな思い入れしかないなら、いっそのこと、自分の文章は削るほうがよかったでしょう。もっと植村さんを好きだった、ファンだった人も沢山いるのです。もっと、立体的に植村の人間像をわかるような構成にするのが、鎮魂の本の作り方だと思います。

  • 植村さんがしてきた冒険がかなり批判されている内容な為、植村ファンにはつらい一冊。
    だけど遭難の現実を受け止め原因を追及して行くと、この本に書かれている内容が真意に迫っているのかもしれない。
    冒険の規模が大きくなり気づけばマスコミに利用され、失敗のできない冒険が続き不本意な冒険をした為に、自分の冒険に悩みながら植村さんは逝ってしまったのかもしれない。

  • 080509(s 080525)

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