月宮の人 上 (朝日文庫 す 2-3)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022606822

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  • 戦国から江戸初期を生きたお市の方から浅井三姉妹、東福門院に至る三代の女性たちの人生を、そば近くで仕えた三人の視点で描く。
    上巻は、「はじめに語る女・井之口の尼」の生い立ちから語り起こし、豊臣氏滅亡まで。
    二度描かれる落城の場面は、その場にいるような迫力で読ませる。

  • 私の大好きな、浅井3姉妹について書かれた本。全てを読み漁ったのだけれども、これは見落としていました。下巻も楽しみ。

  • 戦国一の美女お市の方とその子供達と孫のお話です。読みやすくさすが女性を書いたらピカ一の杉本さんならではの作品です。

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著者プロフィール

杉本苑子

大正十四(一九二五)年、東京に生まれる。昭和二十四年、文化学院文科を卒業。昭和二十七年より吉川英治に師事する。昭和三十八年、『孤愁の岸』で第四十八回直木賞を受賞。昭和五十三年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、昭和六十一年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。平成十四年、菊池寛賞を受賞、文化勲章を受勲。そのほかの著書に『埋み火』『散華』『悲華水滸伝』などがある。平成二十九(二〇一七)年没。

「2021年 『竹ノ御所鞠子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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