新編・琉球弧の視点から (朝日文庫)

著者 : 島尾敏雄
  • 朝日新聞 (1992年7月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022607195

新編・琉球弧の視点から (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『死の棘』の島尾敏雄だからというわけではなく、また、しまおまほちゃんの祖父というわけでもなく、「琉球」ものということで読み始めた。主に戦時中、戦後の奄美での生活と沖縄訪問にまつわる随想。政治的には与論島までが鹿児島県で沖縄本島以降が沖縄県に属するが、やはり地理学的に列島全般を琉球弧、あるいはヤポネシアとでも呼ぶべきであるという主張が底辺にある。奄美の言葉が大和の古代語に近いのではないかということと沖縄芝居に感銘を受けるさまが描かれる。南島に魅せられた私小説作家のエッセイというよりも日々考えている琉球弧のことを定期的に発表した者を集めたものといった塩梅。

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