天の涯まで―ポーランド秘史 (上) (朝日文庫)

著者 : 池田理代子
  • 朝日新聞社 (1993年1月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022607478

天の涯まで―ポーランド秘史 (上) (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 感想は下巻に。

  • ポーランドの歴史。
    大国にはさまれた小国。とっても大変。

    このあたりの話は、たしか、TRUTH IN FANTASYの「帝王列記」かなんかで読んだ記憶があります。
    確か、エカテリーナのところとかかな。

    それ以外は、まぁ、馴染みがないです。

    大国の思惑に翻弄される小国の悲しさみたいなお話です。でも、登場人物が、今ひとつ、誰が誰か覚えきれないという、自分から遠い歴史物にありがちな感想。

    「ベルサイユばら」ほどの派手さはないです。

  • 上下巻とも読了。18世紀〜19世紀初頭のポーランド王国の悲劇を描く。
    池田理代子さんといえば、ベルバラの作者だが、単なる漫画家と侮るなかれ。その画筆の細かさもさることながら、膨大な歴史の知識・調査力に圧倒される。

    ポーランド王国最後の国王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキは、ロシア女帝エカテリーナ二世の愛人でありながら、傀儡であり、結局いいように使われた可哀想な国王でしかなかった。ポーランドは、ロシア・オーストリア・プロイセンによる3度にわたる国土分割がなされ、ポーランド王国は消滅。

    ポーランドにとっての不幸は、祖国独立のための戦いという共通の目的がすべてのポーランド人をひとつに結びつけなかったその点にある

    と池田理代子は書いている。
    そして、皮肉なことに、他国から蹂躙されることで、ポーランドの人々の民族意識に火がついた。そこにうまくつけこんだというか、時代をとらえたのが、フランス皇帝ナポレオンだった。

    しかし、ナポレオンのヨーロッパ制圧により、一時的にワルシャワ大公国として復活するも、実態はフランスとロシアの調整弁のようなもので、ナポレオンとともに共倒れする。

    120年間、辛酸を舐めてきたポーランド。第一次大戦後に、ポーランド共和国として独立を果たすが、たしか第二次世界大戦でも、ポーランドは結構痛い目にあっているはず。

    この国は、近代の120年間ではなく、実は近現代史でみたら、もっと長い間、苦渋を味わってきた国なのかもしれない。次は、ポーランド現代史を読みたい。

  • 壮大なストーリー、女性は強し!

  • 列強の侵略を受けて国家滅亡の危機に直面する18世紀ポーランドの様子を、名門ポニャトフスキ家に生まれ、愛国主義軍人として育つユーゼフを主人公に描いていく。

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