決闘写真論 (朝日文庫 し 15-1)

著者 : 篠山紀信 中平卓馬

• 朝日新聞出版 (1995年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ほじゅどー（旧あお）さんの感想 · 2017年3月6日]

写真家は被写体をフレームで捉え、シャッターを押した時から、もはや不在になる。一枚の写真と、それを見る者の無限定の想像力。写真はただの媒介である。（略）写真家にできることは、世界に、現実に、問いを発し続けることだけである。「なぜ？」 しかし写真家は決してその問いにみずから答えることはできないだろう。答えはわれわれではなく世界の側が持っているのだから。

[またたび堂さんの感想 · 2005年4月20日]

ランク：本の状態
レビュー：本の紹介
（共に後程入力します）

[延陽伯さんの感想 · 2004年10月19日]

その当時、すごい本を作ったものです。

著者プロフィール

写真家。
1940年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。
美術館に於る写真展「篠山紀信展・写真力」を2014年4月5日～5月18日までグランフロント大阪で開催。その後、札幌、富山と全国を巡回予定。また、「篠山紀信　今様歌舞伎役者図絵」展を2014年4月19日から5月30日までよみうりギャラリーにて開催。

「2014年 『宇宙兄弟（23）限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」