恋愛なんかやめておけ (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 60
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022611307

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛なんかやめておけ」 松田道雄 筑摩書房(現在は朝日文庫にあります)
    2000年2月27日朝日新聞の斎藤美奈子女史の書棚という記事で見つけたこの図書。ずっと気になっていて、やっと読めました。

    「ちくま少年図書館1 こころの図書室というシリーズ」の1冊だから、これは子どものための恋愛論として書かれてるのだろうけど、中身は「子ども向け」としては予想を裏切るものになっている。
    でも、私に子どもがいたら読ませたいと思う。でも友人の娘さんには躊躇する・・そんな感じ。

    恋愛と結婚は別。
    というイキナリ夢も希望もない結論を書いてしまって申し訳無いのですけどそういう事にいたるまでのお話しを、明治からの文化人たちの恋愛思想・男女関係がズラリとかかれてある。
    福沢諭吉さんの「品行論」で遊郭と公娼制度の廃止にいたるまでの背景や、遊郭そのものとそれにまつわる女性の扱いや病気などから、男性の恋愛(浮気・本気)考え方などなど・・・

    初版が1970年だから、ちょっと疑問な所もある(と斎藤美奈子女史も書いている)けど、子ども向けに読ませるくらいなのだから事前に親たちも読んで、自分たちがどんなことに振りまわされて、人生を台無しにしてるのか、しそうなのか見極めて欲しいものです。

  • 「私は赤ちゃん」「育児の百科」でおなじみ松田道雄さんの本。私は中古でちくまのハードカバー版を手に入れて読んだが1970年代の雰囲気たっぷりの古臭い表紙イラストに若干引いてしまった。内容はとても真面目、大真面目で江戸時代から明治、第二次世界大戦までの封建的な男女関係の歴史を紐解きながら恋愛、性、男女について突っ込んだ語りがある。ちくま少年文庫ということであったが、引用の内容などがやや高度でこれを中高生が読んで理解するのは難しいのではと感じた。タイトルの「恋愛なんてやめておけ」というタイトルの意図も中高生には掴みかねるのでは。
     個人的には平塚らいてうと伊藤野枝のエピソードが印象的。松田道雄さんの女性観が垣間見える。

  • この糞みたいなタイトルww
    すごく昔、恋愛に疲れていて、「これを読んだら変われるかも」と期待し購入した本。
    当時読むことはなかった。
    いまさら読んでみた。

    もっとひどい内容かと思いきや、意外と大筋同意できた。


    内容的には★4程度かもしれないけど、その意外性に5つ。

    やすっぽい生き方をしている人間はやすっぽい恋愛しかできない、という言葉が印象的。
    また福沢諭吉の女郎に関する考えや、結婚と恋愛を別物として捉えている人々の考えにも大筋同意。

    女はもろい、そのとおりだと思う。恋愛においては。
    押しに弱いのはだめだ。女がいい男を見つける力をつけ、いい相手と結婚するべきだと改めて思った。

  • 恋愛の歴史をひもといて、中高生向けに恋愛とは何かを書いた本。

    かなり古い本だけど、今もこの本に書かれた恋愛の性質は変わっていないと思う。恋愛の話が、小説のように個人的なものでも、恋愛テクのようにギミックになるでもなく論じられている。

    30歳の自分でもかなり共感できるし、なんとなくモヤモヤと思っていたことが地に足ついた言葉になっていた。

    結婚(というか暮らし)と恋愛は別もの。
    長くいっしょにいるには、自分を更新し続けられる同志がいい。

  • で、あの、、どうすれば幸せになれるんでしょうか??と聞きたくなるような内容でした。しかし、平塚らいてうと伊藤野枝のことが書かれていたのが一番の収穫であった。

  • まあまあ。その突飛なタイトルから期待しすぎたかもしれない。
    古今の有名人がどのように恋愛に取り組み、どのように恋愛に失敗したかを取り上げた作品。
    最後の部分で恋愛するには女のほうが不利だから、結婚するまでセックスしないほうがいいという主張には納得いかない。

  • 男にだまされることなく、女性は強く生きて欲しいという産婦人科医・松田先生のエッセイ。
    キリスト教徒だったからか、男女同権を訴え、女性の立場が弱いことを大変嘆いている。もうお亡くなりになったが名作『育児の百科』を著された方の考え方が良く分かる一冊。

  • どうせなら結婚もするなといってほしかった。

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著者プロフィール

著者 松田道雄(まつだみちお) 1961年生まれ、生まれも育ちも今も山形県山形市 
中学教師(社会科)、着想家、社会教育家、ポリネーター(ワークショップほか企画作りの相談請負人)
1993年「壁画—ニット」プロジェクトで、ロレックス国際賞受賞 
●著書 『駄菓子屋楽校』(新評論、2002)
『だがしや楽校のススメ』(共著、創童舎 2003年8月発売)              『だがしや楽校を開こう』(仮)(共著、新評論)
 ※「だがしや楽校」は全国に広がりつつある
ラヂオ社会教育講座「天分楽校」 VigoFM78.8MHzHP:http://www.vigofm.co.jp/

「2003年 『天分カフェ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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