赤ちゃんが来た (朝日文庫 い 48-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 115
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022611635

感想・レビュー・書評

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  • 本棚整理中につき再読㊿

  • 漫画家の石坂啓氏による出産・育児体験記。この種の本は今では数多くありますし、インターネットを検索すれば妊娠や育児について綴ったブログも沢山見つかりますが、1990年代前半にはまだ珍しかったのでしょう。出版当時はベストセラーだったとのこと。ライトな文体に時代を感じます。出生率の話は隔世の感。。。

  • 赤ちゃんの可愛らしさと
    育児のしんどさ大変さ
    仕事を続けるということ
    結構そのまま書かれてて
    とてもおもしろく読めた。
    本当に人それぞれなんだなぁと思う。
    180130

  • 石坂啓さんは手塚治に師事した女性漫画家。本書はその啓さんが35にして赤ちゃんを産む話。赤ちゃんが生まれる前の話も面白いが、むしろ生まれてからが面白い。というのは、啓さんはちょっと油断をするとお酒も飲むしタバコも吸う。おまけに一回といいながらもディスコまで出かけていくという豪傑だ。そんな啓さんが赤ちゃんが育てられるのかというと、それがけっこう母性が育っていくのである。もっとも、彼女は仕事をしていて、それを多少はセーブしたかも知れないが、けっこうしていたようだ。それができるのはお母さん、妹さん、それにアシスタントの助手がいるからで、生んだあとに北朝鮮に一月あまりも夫と取材旅行にいくなんてめちゃくちゃな気もする。ぼくは本書で面白かったのは、啓さんがとてもすなおに、自分の性を、エロを語っていることだ。そこには流産したり、おろしたりしたことも赤裸々に書かれているが、赤ちゃんが生まれ、それが期待した女の子でなく男の子であったことが、逆に赤ちゃんとの間に疑似恋愛が目覚め、おちちを吸われることに快感を覚えたり、少し大きくなった後はスカートにもぐられるのに快感を覚えたりすることだ。生む前にセックスがやりたくてたまらなかったとか、逆に生んだあとはすとーんとそういうものが消えてしまったとか。のちに避妊リンクをいれたとか。とてもすなおに赤裸々なのである。本書が出たのは1993年。生んだのは1991年で(だから、読んでいて、あれ、古っと思うことがよくあった)、この男の子、りくおさんは今25になっているはずだが、お母さんの啓さんとどういう関係を築いているだろう。知りたいものだ。(こんな本を読んだのは実は上の娘がこの8月に子どもをうんだからで、妻が図書館借りてきた芸能人の子育て記がけっこうあって、いろいろ拾い読みしたが、これは最後まで読んだ一冊。)

  • 石塚啓さんの育児体験記。愛息リク君との楽しいやりとりが感じられる。
    さらさらっと読める内容なので、育児の合間の気分転換にいいかも。

  • 率直でちょっと赤裸々な文章。大笑いしながら読んだ。

  • 2014年7月23日読了。漫画家石坂啓による育児エッセイマンガ。「はじめての育児あるあるを力の抜けたマンガエッセイに!」なんて今では食あたりするほどありふれてはいるが、96年当初はめずらしい企画だったのではないか。実際内容も赤ちゃんのかわいさ・面白さ、自分の変化に感じるさめた視線と驚きなどが細かく観察・描写されていてとても面白い。まあ自分が育児していなかったら全く感じ方も違っていたのだろうが・・・。90年代は妊婦周辺の喫煙・飲酒に社会はもっと寛容だったのだろうか、あまり好ましいことではないが、今よりゆるくて暮らしやすい側面もあったのかもしれないな。

  • 結構赤裸々に書かれていて、ちょっと生ナマしかったりもしたけど、(妊娠後期には一人エッチしまくったとか)面白かった。

  • 面白く読ませていただきました

    漫画家、石坂啓さんの出産・子育て記録。

    可愛い絵とは裏腹に、なかなか文章は生々しいです(笑)

    妊娠って一大事だよなぁって本当に思います

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