建築探偵神出鬼没 (朝日文庫 ふ 15-3)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022611802

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第三作では、上海、北京、ベトナムへも建築探偵は飛ぶ。そのジャンルは女子大、銭湯から旧財閥施設と幅広い。本当に洒落た文書と華麗な写真。京都東華菜館、目黒雅叙園あたりか私の一番のお気に入り。

  • 建築に興味を持って最初に知ったのが藤森さんだった。久しぶりに読んで、やっぱり好きだなと思った。また色々な建物を見に行きたい。
    2017/5/7

  • 建築探偵の藤森照信氏があらゆる建築の謎を追うシリーズ、三作目にあたる。
    日本国内を飛び出してベトナムやら中国に突撃!彼の地に遺る洋館についてのリサーチと推理は相変わらずの藤森節で読んでいて楽しい。

  • 写真がいかにもバブル期って感じです。

  • 建築探偵シリーズ第3巻。行ったことのある大浦天主堂から話が始まったため、引き込まれるスピードが段違いだった。2巻よりも個々の話がうまく繋がっていて、最初の大浦天主堂から上海に行くあたりは本当に推理小説ものの探偵っぽくて読んでいて楽しい。1巻欲しいな・・

  •  建築探偵シリーズの第3弾 今回は海外まで進出している。
     気になったのは、上海・サッスーン邸 最近、梶山李之の「せどり男爵数奇譚」を読んだのだけれど、そこで、シェークスピアの初版本を主人公と駆け引きし、手に入れるのが上海のヤッスーン財閥の夫人となっている。それだけなんだけれど何となく読書が連環していくと嬉しくなる。
     もうひとつは、東京女子大学で如月小春の名前が挙がっていたこと。(卒業生なのですね。)本の発行日を見ると1997年とある。まだ、如月小春さんが生きていた頃に出版されていたということか。如月小春さんのエッセイは何冊か読んでいたのでこれも何となくひっかかった。それだけのことではあるけれど…

  • まさに建築に見せられた人の散歩。

  • 朝日文庫建築探偵シリーズの3。

  • 遠出する時、その近辺にこのシリーズに載っていた建物があればちょっと足を伸ばして見に行くことも幾度かありました。

  • 善通寺の世界館、見にいきましたよ

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著者プロフィール

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

「2019年 『増補版 天下無双の建築学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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