- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022612632
作品紹介・あらすじ
徐々に明かされるベトナム戦争の真実。自国の愚行に気づいた米国民による反戦運動、その一方で、分裂、崩壊するジョンソン政権。そして、ニクソン新政権の樹立。ベトナム戦争という深い闇に、いつ光は射すのか。米国の苦悩と挫折、救いがたい運命を描くノンフィクションの傑作。
感想・レビュー・書評
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偉大なアメリカ、ケネディー・ジョンソン時代民主党の間違い。共和党主導でなかったベトナム北爆、知らない事ばかりでした。
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・空爆の有効性が議論になっていて、第二次大戦中のドイツ爆撃は効果が無く、同様にベトナム北爆も有効では無かったとされていたが、本当だろうか。日本への空襲は相当効果があったと思うけど。軍事的な効果と政治的な効果に分けて、もう少し突っ込んだ分析があればと思った。
・単に早くベトナムから手を引くべきだったと言うのではなくて、もっとどうすれば良かったのかという話も聞きたかった。特に初期の段階でどういう政策をとればよかったか。 -
『ぼくらの頭脳の鍛え方』
書斎の本棚から百冊(立花隆選)
二十世紀の歴史34
二十世紀ジャーナリズムの一つの頂点。ベトナム戦争とケネディ政権の裏の裏。 -
[目次]
第20章 偉大さに憑かれた大統領;
第21章 ペンタゴンの戦争ゲーム;
第22章 ジョンソンの内なる戦い;
第23章 泥沼に築かれる記念碑;
第24章 汚い戦争と将軍たち;
第25章 真実を知らされない国民;
第26章 クレディビリティ・ギャップ;
第27章 戦争とインフレと偉大な社会;
第28章 歴史の流れに逆らった人たち;
第29章 出口のないトンネル