ママでなくてよかったよ―小児がんで逝った8歳 498日間の闘い (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 59
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022614322

作品紹介・あらすじ

「ママ、教えてくれてありがとう。僕、絶対に死なないから、がんばるから大丈夫」-絶望的ながん(横紋筋肉腫)を告知する母と、それを真っ正面から受け止め、精一杯生き抜いた6歳の子。運命と呼ぶにはあまりにも壮絶な親子の闘病記。

感想・レビュー・書評

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  • 自らが大病を患い、死の恐怖に晒されながらも、
    母を第一に考え、母のことを想う息子。
    その姿にも心を打たれたが、同時に母の強さも感じた。
    包み隠さず打ち明け、真剣に息子に向き合ったからこそ、
    重信くんはここまで母を想えたのだろう。
    医療に携わる者として、患者だけでなく家族にも目を向け、エンパワメントしていかなければならないと改めて感じる1冊だった。

  • 壮絶な闘病記。
    泣けると思って読んだ本だったけど、泣けなかった。
    最初の、夫のくだりから胃がぎゅーっとなるような感じ。
    その後もどんどん悪化するしげくんの容体に、むごすぎ・・
    がんばって辛い思いをして、それでも治らなくて死んでいくのと、早くから余命はあきらめて、楽しんで短い人生を終えるのと、どっちがよかったのかは誰にもわからないね。
    私ならどうするだろう。

  •  子どもが親を思うこと。親が子どもを思うこと。
     当たり前じゃなくなった世の中で、親子のきずなを教えてくれた一冊

  • この本を読んで、どんなにつらいときにもお母さんの事を第一に考え、生き続けようとする姿が目に浮かびました。読んでいると、涙が出て止まりませんでした。この本を読んでどんなにつらい事があっても、最後まであきらめない事が大切だと改めて考えさせられました。
    癌の全身転移。想像を絶する痛みだと聞きます。そんな痛みに耐えながらも人への気遣いを忘れない8歳の男の子。「ぼく、死にた   
    くない。ママのことが心配で死にたくないんだ」と言う言葉
    「ママでなくてよかったよ」この言葉にも涙がでました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    「ママ、教えてくれてありがとう。僕、絶対に死なないから、がんばるから大丈夫」―絶望的ながん(横紋筋肉腫)を告知する母と、それを真っ正面から受け止め、精一杯生き抜いた6歳の子。運命と呼ぶにはあまりにも壮絶な親子の闘病記。
    目次
    序章 新天地(こんにちは赤ちゃん
    新天地を求めて)
    第1章 発病(足が痛いよ
    告知―逃れられない現実 ほか)
    第2章 再発、そして転移(生きていた「岩ちゃん」
    放射線治療が始まった ほか)
    第3章 臨終―私の腕の中で(死んでもまた会えるかな?
    病院に帰っておくれ! ほか)

  • この本は、8歳と言う年齢にもかかわらず、苦しい病と闘い続けたしげくんのお話です。8歳の子がこんなにも辛い病気と必死に闘い続け自分に刻々と近づいてくる死に真正面から向き合い、どんなに苦しい時でも母の事を思いつづけていた姿にも涙が溢れ出てきます。 どんなにつらい事があっても、最後まであきらめない事が大切であると考えさせられる本です。 一人でも多くの人に読んでみてもらいたいと思いました。

  • 購入者:梅村
    こんなに幼いのにガン告知を真摯に受け止める強さ。一番痛く苦しい思いをしているのに「ママが心配で死にたくないんだ」と、もし自分が同じ立場になった時に言えるだろうか。自信はないけれど、そう言える様になりたいと思いました。
    貸出:桑畑(2007.10.12)
    お子さんもお母さんも僕が想像する以上に辛かったと思いますがよく頑張られたなと感動しました。僕はとてもじゃないけどこんな強い人間ではないなと あと子供から教わることを大事にしていきたいなと思いました。人間返却:(2007.10.30)
    貸出:飛弾(2008.1.24)
    返却:(2008.2.1)
    それが正解だったか失敗だったかは親子の間にしか答えはナイし、「絆」とゆうものがいかに強いかを感じましたが、
    やはり私としてはあそこまで8歳の子供に何もかも教え、悟らせる現実は可哀想過ぎると思ってしまいました。
    貸出:三宅(2008.4.4)返却:(2008.5.5)
    これから子を持つ身としては正直重かったです。我が子とだからこそ乗り越えられるものだと思います。
    貸出:山本(2008.10.16)返却:(2008.11.5)
    私のいとこもガンではなかったのですが、生まれつきの障害で5歳でこの世を去りました。その時、叔父と叔母が言っていたのが、「私が変わってあげれたら・・・」。
    世の中って不公平ですよね。
    貸出:塩田(2010.2.15)返却:(2010.2.17)
    小児癌の患者は皆大人が驚くほど早熟だと聞いたことがあります。
    辛い治療に耐えるには子どもであることが許されないのだと。
    死に直面したときに人を気遣うことができるような人間になりたいと思いました。

    【2012・12.28】 渕口
    本当に死はいつやってくるかわからず、自分がどの立場でも想像するだけで苦しいです。本当に当たり前の生活は当たり前じゃないと改めて思いました。

  • 絶望的ながんを告知する母と、それを真っ正面から受け止め、精一杯生き抜いた6歳の子の闘病記。壮絶で、かわいそうで、読んでいて辛いものがありました。ほんと子どもには教わることばっかりです。告知について、考えさせられました。

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