教師力 (朝日文庫)

制作 : 朝日新聞教育取材班 
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 17
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022614506

作品紹介・あらすじ

子どもや保護者の意識が大きく変化し、その質がかつてないほど厳しく問われ始めた"学校教育の要"教師-本書では苦悶する教師たちの実情を軸に、教育産業の今、変わりゆく入試事情、国家と教育のあり方を取り上げる。朝日新聞で連載された大型企画「転機の教育シリーズ」文庫化最終巻。

感想・レビュー・書評

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  • 2004年刊行。

     朝日新聞連載「転機の教育」文庫化の三弾目。
     テーマは入試、教師集団の民間人への開放、教育産業、規制緩和、国歌・国旗問題など、極めて広範囲である。
     内容に斬新さがあるわけではないが、関係者のインタビューを可能な限り載せている点は好印象だ。

  • 2003年から2004年にかけての新聞記事を再編集した書籍。
    その時に取材したからこそ見えてくる・聞こえてくる現場の声を中心に据え、そこへ至る経緯を戦後の教育を振り返りながら示している。年表のようなものがときおり挟まれており、これは資料として有能だろうと思う。

    2004年当時にすでに問題になっていたものの、現在も解決に至らない問題、当時は問題になかったものの、現在は先生方の悩みの種となっている問題。読んでいて思い浮かんでくる。
    2003年というと、ゆとりから確かな学力へと舵を切った時期で在り、その時代性も面白い。
    教育内容3割削減と塾の隆盛とか、学校に入り込む塾産業とか。民間人校長の話とか。

    その後、民主党政権になり、個々の子どもと議論を重視する方向に政策的に大きく変化する。格差と貧困に注目が集まるのもこのころ。
    さらにその後、思想的に個々の人間と議論を抑圧する方向へ進みつつ、一方で個々人の技能と動機づけを高めるべく実際的な政策が進められる。
    このような変化のなか、教師たちは変わらず毎日授業をしている。彼らがどう感じていたのか、本書後の教育事情についてもまとめられた文献を読みたくなった。

  • 教育の現状って感じの本。

    広く浅く鋭くって感じの本。

  • 朝日新聞に連載された記事が集まった本。
    新聞に掲載された、ということで、教職を目指している立場から読む本とはまた違った視点で書かれており勉強になった。
    教室でどうするか、ばかりを考えていた私だったが、広く学校、教育制度などを考えられた気がする。

  • 教育学部的には読まなきゃ。

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