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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784022614759
感想・レビュー・書評
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「人生には何ひとつ無駄なものはない」
遠藤周作 著
1.本書から。心に留めた文章。
①挫折
敗れた自分を素直に認め、再起を図るためのプロセス。
②孤独
滅入ったときには、孤独になること。
本を読んだり、自分に向き合うことが機会となる。
③
ただしいことが絶対ではない。
④老い
老いていくことで、言葉では表現しづらいものに心を傾いていく。
⑤自己認識
自己認識が、人間の為す行為のなかで、一番難しいかもしれない。
⑥真実
事実の世界にのみ生きているわけではない。
事実のなかに、自分だけの真実を探し、それによって生きている。
⑦転化
自己の嫌なところ。転化させること。
2.こんな方におすすめかもしれません
自分を、遠目から離れてみてみたい。。。
少し、なんか、疲れているかも。。。
そんなにやる気を出したくない。。。
自然な気持ちに戻るきっかけがほしい。。。
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あーだこーだとうだうだしているなら、遠藤周作作品を読みなさい。
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自分の視点がいかに狭いかを感じました。遠藤周作さんの様々な人生経験からの珠玉の言葉が心に刺さりました。
物事には両面があり、その両方ともいい面も悪い面もある、表題も両面性のあるものが多かったように思います。人生の節目で読むと、今とは全く違う部分の文章がしみ込んでくると思いました。何回も読むべき本です。 -
んー。本当名言集だった!
その通りだねも、ん?そう?もあって。
君は君、僕は僕でいいよねっていう僕の根っこに落ち着きました。 自分の思うバランスだったり、自分以外の人は異質未知っていうのをネガティヴに捉える人は沢山居るけどさ。それもそれで良いじゃん。異質や未知の中にワクワクはあるし、それは今までの自分の中にない"当たり前じゃない"世界を知る機会だなって思うので、再認知するに良い本でした。 -
若い頃に作者の本を好んで読んでいたことを思い出し、今の生活に作者の言葉が影響していることを感じた。
正しいことは絶対ではないということ、宗教に関する考察など、いろいろと自分の考えに共鳴する部分やフレーズが多く、改めて作者の本を読みたくなった。 -
ドッグイヤーつけすぎてどこから書いていいのやら。
それくらい大事なセンテンスと言葉の宝庫でした。
遠藤周作は少し難しめに表現するけど現代の選書を五冊くらい読むに値する内容かと思う。
帯では阿川佐和子さんも推薦してた。 -
遠藤周作のさまざまな作品から、人生、愛、宗教などについて書かれた文章を集めた本。
本当にいい言葉がたくさん詰まっていて、老若男女どんな人が読んでも何かしら心に響くものがあるのではないでしょうか。
ところで、この本と「このムダな努力をやめなさい」という本を重ねて置いていたら家族に「それでムダなものはあるの、ないの?どっち?」と聞かれてしまいました。 -
『何ひとつ無駄なものはない』と言える境地に至った遠藤周作氏の目に見えないものへの境地、そこに生きる意味を微かに見いだすヒントがあるのではないか?
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遠藤周作さんの作品から、名言ばかり集めて編集された1冊。
人生に悩んでいるときにヒントになる言葉がたくさん詰まってます。
『滅入ったときは、孤独になりなさい。そして孤独のときの対話はやっぱり本や芸術です。』 -
読み物として。
長ったらしくて再読はいいかな。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00126266 -
遠藤周作といえば、暗い小説ばかりのイメージだったけど、エッセイとかすごく軽くて読みやすいんだね。いろんな幅の本から集めた名フレーズ集。
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フレーズ集
所々、響く文章あり
ここからまだ読んでいない遠藤周作文学を読むのもありだと思う。 -
言葉の羅列だけで、本当に言いたいことが見えてこない
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著者は遠藤周作となっているが、彼の死後に編纂されたアンソロジーだ。悩みを抱えて購入したもので、曽野綾子氏と同じくキリスト教者の手による文章というのが我ながら面白い。仏教関連の本としては五木寛之氏を思い浮かべるが、思想の違いを感じる。遠藤氏のエッセイから多くの文章が選ばれているが、中でも「バカ正直」にまつわる話に共感した。まあ多くの男女が共感できるものではないとは思うので、興味のある方だけにしかお勧めできないが……
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遠藤周作の作品の中から厳選された文章を集めて、テーマ別にまとめた一冊。
自分の心の中に抱えているモヤモヤがこれを読んで少しずつスッキリしていく感じがした。今の私に響いたのは、結婚や夫婦について、そして、教育についての幸福と不幸についての文章。
きっと読む人、年代によって響く言葉が違って、これからの人生で壁にぶつかったときに読みたい一冊。 -
初めて読んだ遠藤周作さんの本。
タイトルにもなっている、「人生には何ひとつ無駄なものはない」の章には共感した。
著者プロフィール
遠藤周作の作品





