東京ファイティングキッズ (朝日文庫 う 15-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022615312

感想・レビュー・書評

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  • わたしは、やはりまっとうだなぁとおもう。

  • 小学校からの友人である内田樹と平川克美の往復書簡です。

    取り上げられているテーマは、身体と知性の問題や、ビジネスと大学における市場主義、アメリカ論など、両著者が他の本の中で語ってきたことと重なるところが多いように感じました。ただ、2人がお互いの考え方に通じているという気安さもあってか、テーマを横断していくときの疾走感が強く印象に残ります。まったく異なった領域に、あっと驚くような仕方で平行線を引っぱってみせる著者たちの手さばきが際立っています。

  • 内田樹がらみでこれにも挑戦。彼発の書簡については、いかにもらしい内容を、言葉を変えてここでも書かれている感じ。一方に関しては、内田樹を向こうに、高レベルな議論が展開されているとは思うけど、どうも難し過ぎて入ってこない、と感じる部分もしばしば。自分の脳力の問題といわれればそれまでだけど、改めて思ったのは、内田樹さんの平易な文章で高度な内容を伝えられる能力の素晴らしさですね。感動的です。

  • ぜんぜん期待せずに読み始めたのに、いつの間にか内田さんと平川さんの世界にグイグイ引き込められていた。

    小学校の同級生であり、今でも友だちをしているお二人を
    うらやましくもあり、ほほえましい気持ちで爽やかに読み終えた。

    内容については、世界の問題をかなり鋭い刃でバッサバッサきっていくという、表面的には温かいのに、冷んやりさせられるところも多分にあった。

    本質を突くんだな〜。
    どうしてこんなに偉い人たちが世の中に存在しているのだろうか。
    わたしは勝手に弟子にさせてもらっている。

    より多くの人に、このような良書を手にとってもらえますように。

  • 内田樹はブレない.
    平川克美の文章は初めて読んだ.切れ味の鋭い考察にうならされることもしばしば.内田樹に比べてやや文章が硬いので読みづらい印象があったことは大きな声では言えないけれど.
    切れ味の鋭い論考をされているので平川さんの他の本も読んでみようと思う.

  • ビジネスと学知。
    アメリカとフェミニズム。
    地縁・血縁共同体の崩壊は市場の拡大とともにあった、
    という考察は非常に的を射ていると思った。

    消費単位が
    「地縁・血縁共同体」→「家族」→「個人」
    へとシフトしていくことと、
    総需要の拡大という資本主義のロジックがぴったり合っていたから、
    日本はこれだけ経済的成功を獲得できたのですなぁ。

    おそらく現在は、
    「個人」という消費単位がさらに分化されている。
    個人の中の統合失調症的な「性格」あるいは「気分」が、
    消費単位として現れているように思うね。

    しかし、
    「マザーシップ」っていい言葉ですね。

  • 2010.9.23読了。

  • 表紙が意外とかわいい。おじさんたちの往復書簡。結構前にかかれたものだけれど、いま読んでもおもしろい。

  • 内田樹とその小学校からの友人平川克美がインターネット上で行った往復書簡をまとめたもの。身体論、アメリカ論、大学問題、コミュニケーション論、日本社会についてなどいろいろなテーマで語り合っていた。身体論の中で、コンマ数秒先の「未来の体感」をイメージしながら身体を動かすと、身体の各パーツが(無意識的に)動く準備をするために、そうでない場合に比べて、はるかに効率的に緻密に身体を動かすことができるという話には納得。ふむふむと納得しながら多くのことを勉強できた。

  • つ、強い… 同じ時代をともに闘い抜いた2人の親友の書簡。1ページに5分くらいかかるがやってることは楽しそう。

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