外国交際 遠い崖5 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-5)

著者 : 萩原延壽
  • 朝日新聞社 (2007年12月7日発売)
3.86
  • (3)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • 28人登録
  • 3レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022615473

外国交際 遠い崖5 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-5)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • パークスが慶喜を評価する中、西郷は英を「仏人のつかわれもの」とサトウに酷評。事実、兵庫開港で仏が貿易独占する動きがあった。サトウの協力申出に、西郷は「日本の革命は我々自身の手でするから」とサトウに言質を与えず。サトウは操られていた。
    パークスの敦賀行で幕府寄りの公家4名が職を追われる。京の近くを外国人が通ることの責を問われた。その敦賀行きを事前に勧めたのが薩摩?。新政府が直ぐに京で外国公使の天皇謁見を設けたことを考えると、当時の薩摩(大久保)の政治力は凄まじい。
    サトウは、「ひとだび兵庫が開港されてしまえば、大名達にとって、革命の機会は失われてしまう」と西郷に説いた。幕末の政治情勢の把握において、サトウを有するパークスの、サトウを欠いたロッシュに対する優位は明らかであった。
    1867年3月頃の慶喜の外国公使謁見は慶喜の勝利・成功だった。英公使パークスも、慶喜の態度に感銘を受けるが、他国が慶喜を「陛下」としたにもかかわらず、唯一、パークスは「殿下」を使った。サトウの「英国策論」が貫かれている。

  • 2008.1.19

全3件中 1 - 3件を表示

萩原延壽の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
三浦 しをん
ドナルド キーン
有効な右矢印 無効な右矢印

外国交際 遠い崖5 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-5)はこんな本です

ツイートする