マグマ (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 553
レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022615657

作品紹介・あらすじ

外資系ファンドの野上妙子は、地熱発電を運営する会社の再建を任される。地熱発電に命をかける老研究者、それを政争に利用する政治家、欧米からの執拗な圧力など、さまざまな思惑が交錯する中で、地熱ビジネスは成功するのか-ドラマ「ハゲタカ」の著者が描く大型経済情報小説。

感想・レビュー・書評

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  • あの震災から一年二ヶ月。
    原発はすべて止まった。
    でも、再稼働を含めて問題は何も解決していないし、山積みだ。
    電気の使用、少しでも減らしていってますか?
    恩恵を受けていた国民は、もっと節電に励むべきだし、少し高くても新しいエネルギーへの後押しをしないといけない。
    本書は、そんなことを突き付ける一冊のような気がする。

  • ゴールドバーグコールズの野上妙子は地熱発電開発会社の再生を任される。

  • 実際地熱発電をもっと増やすことは、できないのだろうか?

  • 311の前にこのような原発反対・地熱発電の成功を書いていたこと自体、真山氏の先見の明を感じる。真山氏の本を初めて読んだが、政治・エネルギー・環境ビジネスを色々な角度から切り込んでいて実に面白かった。プルサーマル・高速増殖炉・採算性の無さ(地熱発電)・高温岩体発電・再生可能エネルギー・地球との共生・六ヶ所村・環境問題との戦い・退路を確保・地球のためそして日本のために仕事をせよ・

  • ・あらすじ
    電気とお金と策略のなかで頑張るキリッとした女性。
    ・かんそう
    いいね。強気な女性。弱者の追い詰め方。非道さに痺れる。なんで地熱発電しないん?

  • 2014.7.24ー54
    原発に関わる電力会社と利権の絡みがよく描かれている。原発に代わるエネルギービジネスが、この小説のように政治指導で進むことを願いたい・・。

  • ヤバい。

  • 原子力発電に固執する政府、事故を隠蔽する電力会社など3・11前にここまで具体的に描いて警告していた作品。

  • 2005年に書かれた小説だが、原発の問題点と地熱発電を取り巻く環境は、3.11以降も全く変わっていないことがわかる。「歴史に名を残す為に原発ゼロ」を検討する首相が現れることを予言している箇所には驚いた。この人の作品は本当に面白い。

  • 東日本大震災より前に、外圧、マネーゲーム、政治と電力という構造を描いた小説。
    発表当時はいざしらず、今多くの人が思うような政治と電力の関係、電力会社の態度といったものが現れて驚きです。図らずも、そういう構造を断片的にでも知ってしまった状態で読むと、フィクションとも思えないほどで、また一方で、原子力以外のエネルギーであっても、利権で曲がっていくということを十二分に示唆しています。

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著者プロフィール

真山仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。これが代表作となり、ドラマ・映画化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、『虚像の砦』『そして、星の輝く夜がくる』(いずれも講談社文庫)、『売国』『コラプティオ』(いずれも文春文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)、『海は見えるか』(幻冬舎)、『当確師』(中央公論新社)、『標的』(文藝春秋)、『バラ色の未来』(光文社)、『オペレーションZ』(新潮社)がある。

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