小説論 読まれなくなった小説のために (朝日文庫 か 30-3)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022615671

感想・レビュー・書評

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  • とても魅力的な講演録ばかり。小説と映画をとても愛しておられるのだなあと読み手にもひしひしと伝わってくる。まぁとにかく毒舌なのだけれども、彼女の思う「頭の悪い人々」を、彼女はあまりにけなしすぎていて、なんだか気の毒に思えてきた。
    恥ずかしながら彼女の創作のほうはひとつも読んだことがない。ここはひとつ、それを読んでみてから判断しよう。

  • エッセイではなく1987年に開催されたセミナーを文字起こししたものということで、語り口調そのままなのにいつもの金井美恵子調の文体なのが興味深い。私は大学も文学部も出たわけではないし、難しい文学論は全くわからないアホの読者だけど、それでもちょっとした雑学(というと語弊があるかもだけど)として面白かったし、金井美恵子の口から語られる他の作家のエピソードなんかが意外と貴重だと思う。

    ちょうど前後して「お勝手太平記」と「彼女たちについて~」を読んでいたので、こちらで金井美恵子の語っていることがそのまま小説の中にも出てきていたりして、結局作者が日頃考えていることが作品にも反映されているだけなのだなとわかる。長めのインタビューも2本収録されていて、作中人物たち同様、辛口で手厳しい金井美恵子節ともいうべき物言いがこれまたやはり面白かった。

  • 文庫化、対談2本つき。毒舌。
    フットボール対談、金井さん、楽しそうだなあw

  • 講演録と対談2本。
    今読んでもさほど違和感はないが、講演自体は1980年代に行われたもの(単行本も80年代に刊行)。

  • おおよそ愚痴と他者の言葉の引用。

    12.02.20

  • 世の中に、日本の文学界に、こういうオバサンがいてくれる!と思うと、心強い限り。

  • 読みたい

  • こんな文章書けるのは、金井美恵子だけ。

  • 岩波の講義をまとめたものと、インタビューが2本載っている。講義は20年までのものだけれど、読んでじゅうぶんおもしろい。嫌味ないいまわしも楽しい。つくづく、私には文学的教養が足りないとも否応なしに思わされる。

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