戦争と天皇と三島由紀夫 (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (2008年8月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784022615879

みんなの感想まとめ

戦争、天皇、三島由紀夫というテーマを通じて、日本の歴史や政治に対する深い考察が展開される本作は、現代における解釈の多様性を感じさせる内容です。特に、GHQの226事件に対する評価や、北一輝の思想が日本...

感想・レビュー・書評

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  • 「GHQが226事件を民主主義的革命と評価した」というのは松本健一らしい解釈ではあるし、北一輝の『日本改造法案大綱』の精神が日本国憲法に反映されているという説もあるようだが、そのような解釈が現代において支持されているとは言えない状況をどう評価すべきなのかという課題があるように思える。

  • 天皇と戦争と三島由紀夫と、あと小泉純一郎(刊行が05年、文庫化が08年)。各項の主題よりも、むしろちょいちょい出てくる枝葉??松本健一の抱く改憲論とか、岸信介が大戦末期には反東條派に回っていたこと等??が興味深かったりして。改めて、歴史における解釈や見解の多様性を実感した次第。

  • 本書は朝日カルチャーセンターで行われた対談をまとめたものである。戦争と天皇制と戦後政治史に対する識者たちの考察は興味深い。
    特に小泉政治に対する分析は貴重である。

  • あくまでも、楽しむ本という感じ

  • 1月18日 ~ 1月23 日

    昭和天皇と戦争の関係について。こんなことが研究、発言できる時代になったのかと驚くと同時に非常に興味深く読むことができた。ただ、まだまだ研究途上の分野であり、よく言う昭和天皇の戦争に対する責任はまだ簡単に結論はだせないと思う。

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著者プロフィール

保阪正康……昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者を取材してその肉声を記録してきたノンフィクション作家。1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で第52回菊池寛賞を受賞。『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)で第30回和辻哲郎文化賞を受賞。『昭和史 七つの謎』(講談社文庫)、『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)、『東條英機と天皇の時代(上下)』(文春文庫)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日選書) 、『近代日本の地下水脈』(文春新書)、『松本清張の昭和史』(中央公論新社)ほか著書多数。

「2024年 『未来への遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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