仕事力 白版 (朝日文庫)

制作 : 朝日新聞社 
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 140
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022616104

感想・レビュー・書評

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  • シンプルかつ力強い、メッセージの詰まった宝箱のようだった。
    迷っている人、視野を広げるべき位置にいる人は読むと勇気をもらえるよ。

  • 皆さん、お久ですね。
    今週も忙しかったです。今日は随分と散財してしまいました。一日で一万二、三千円ほどです。

    というわけで今日の書評は「仕事力」ビジネスパーソンだけでなく、いわゆるアーティストの方々の「仕事観」が語られています。

    全員で15名いるのですが、私が目を付けたのは、現・横浜市長の林文子氏です。

    彼女は外資系の自動車販売会社の社長から、ダイエーのCEOを勤め上げました。
    まさに輝く女性の星です。

    そんな彼女の車のセールスレデイの逸話から、話は始まっている。

    まず、彼女は大卒後、大手化学メーカーの営業部に配属されるのですが、やはり女性ということで、お茶くみの仕事をさせられ、結婚と同時に退社。31歳の時から、自動車販売会社の経歴をスタートする。

    彼女は通常の自動車のセールスマンのように国道246号線をつたってセールスするのですが、持ち前の人なっつこさで、顧客の信頼を得て、「車は買わないが上がってお茶でも飲んで行け」とか「娘の教育で悩んでいる」といったご愛顧を顧客から得たという。

    彼女は顧客を大事にするという、生まれながらのトップセールスレディだったのだ。

    そんな彼女は1987年BMW入社。「僕は必ず7シリーズに乗る」といったお客さんが実際10年後にその車を購入したとき、その方と一生のパートナーとなると確信したそうだ。

    彼女のセールス哲学は「クレームに感謝する」ということである。曰く「セールスは人間関係の仕事だから、自動車そのものへのクレームよりも、販売する人間へのクレームが多い」そうだ。

    「クレームは宝の山」とは、最近言われ出したことだが、林さんはそれをいち早く察知し、自身のビジネスパーソン人生に活かしていたのである。「まずは顧客の声を拾え」という。

    そんな林さんは、フォルクスワーゲン社の社長から、日本法人の社長へのヘッドハンティングを受ける。理由は「社長業で最も大切なことは、共に働いている社員を幸せにすること、あなたはそれが上手だ」と。

    そうして、見事に社長職をゲットした林さんだが「木を見て森を見ず」という言葉に反対する。実際に現場を見て初めて、マネジメントが分かる、と言うことだ。

    また「ビジネスはまさにチーム力」とも言う。例えば、社長時代に人事制度を改善する必要に迫られた時、どうしても社長としてロジカルな説明が出来ず、人事部長に丸投げしたそうである。

    ところが、当該人事部長がすごぶる上手にやってくれて、林さんは感謝の意を人事部長に心から伝えたそうだ。

    このように、言葉で思いをフィードバックしていくことが、無条件で人を元気にするという。

    最後に女性管理職についてtipsを語られている。
    彼女は支店長によく「心を使っていますか」と尋ねるそうだ。どんな小さいことでも気づいたらコミュニケーションを起こす。これは女性の方が得意ではないかと。

    また、男性は理屈から順を追って本題に入っていくが、女性はパッと話題に入るので、そのような全方位を向いている姿勢がマネジメント力に発揮できるのかもしれない、と考察する。

    しかしながら、やはり男性社会の中を生き抜いてきた林さんは、まだまだ女性は未知数ではないかと、提言し、本稿を終えている。

  • 各界の著名人の仕事に対する想いや哲学をまとめた一冊。最初読んだ時は、強く背中を押される感じがするが、おそらく、1回読んだだけでは、本質は到底理解しきれない。
    手元に置いておいて、ことあるごとに幾度も読み返し、消化する。そんな使い方をする本だと思う。

  • 多岐にわたる分野で活躍する著名人へのインタビューにより構成。今の20代、学生への想いや願いを強く感じた。

  • 2014年初読書。
    仕事について、そのあり方について、
    大前研一さんに始まり、安藤忠雄さん、稲盛和夫さん等様々な仕事を成し遂げてこられた方々の珠玉の金言集。

    ちょっと迷った時に是非読み返したい一冊。

  • 仕事に息詰まったり、落ち込んだりした時期に、いつもかばんに入れて何度も読み返していました。
    今でも私のバイブルの1つです。

  • スキル本には無い、仕事に対する哲学に触れることができる。

  • 業界の第一線で活躍される方々の仕事、生き方についてのインタヴューをまとめた本。特に資生堂の名誉会長の福原義春さんの仕事と趣味の相乗効果の話し、ファーストリテイリングの柳井正さんの個性の話しがいいなと思った。自分も一番大切にしたい価値観の根っこを早く捕まえたいと思った。

  • 社会で成功を収めている方々の考えが書かれていた。皆同じベクトルに感じた。仕事のHOW TO本ではなく人それぞれ実際どう考えているかリアルに書かれていて勉強になった。

  • 考えながら・・・
    何度も何度も読む本が皆さんにもあるでしょう。

    僕は過去、
    何度も「この本は近いうちにもう一度読もう」
    と考えた本が数百冊ある、
    実際に読んだ直後に2回くらい読み直したものもある。

    難解で理解できなかったケースもあるが(笑)

    「仕事力」白版は働く人にぜひともお薦めしたい本です。

    本日は元東京大学総長の佐々木毅さんの章から・・・


    -------
    そして就職したらスペシャリストではなく、
    プロフェッショナルをめざして欲しい。

    スペシャリストとは、
    与えられた問題を自分の持っている
    技術で解決するだけの存在でしかない。

    しかしプロフェッショナルは、
    問題そのものを発見する能力と解決する
    技術を併せ持つ存在です。

    あなたがどの分野で、
    どのようなレベルの仕事についても、
    そこで見えない問題を浮き彫りにする力。

    マニュアルを超えていける能力。

    それを粘り強く、
    そしてずっと鍛え続けていって欲しいと思います。
    ----------


    素晴らしいメッセージです、

    さらに、


    ------------
    「あなたの生き方の軸はどこにあるのか?」

    自分の勤め先に関心の全てを集中していれば、
    社会全体がうまくいくという予定調和で、
    日本は何十年も走ってきました。

    それ以外のことは政治家や役所が
    何とかやってくれるだろう。

    気持ちの中にそういう甘えがあって、
    社会について人任せだったことは
    否定できないでしょう。

    中略

    仕事に注ぐエネルギーのうちの幾ばくかは、
    もう社会にむけるべきではないのか。
    深く考えて欲しいと思うのです。

    中略

    社会あっての私たちです。
    社会で働くさまざまな組織、
    それを担う人々の意識や行動、
    能力とはどういうものか。

    何が必要か。

    社会の中であなたは何ができ、
    どう生きるのか。

    勤める企業を探して、
    どれだけ収入を確保できるのか苦慮するのと
    同じくらい避けては通れないことです。

    仕事を選ぶとき、
    あなたの意識下で
    それを忘れないでください。
    --------------

    自戒をこめて・・・


    人は我侭、自己中心的になりすぎたように思う。

    自分の周りだけを、自分だけをまず大切にする。

    ところが、


    家族、地域、国、世界、宇宙、自然がなければ
    自分は生きられない。


    だから、
    社会に貢献したり、
    自然に感謝する必要があるわけです。

    それは
    きれいごとではなくて、

    自然の中の一員としての義務なんでしょう。



    よく生きる

    とは、

    回りの全てを大切にして、感謝してゆくことなのでしょう。

    社会にもっと目を向けなければいけないと
    思うのです。



    少々真面目な話になりました。(笑)


    本日も快晴なり、
    張り切ってまいりましょう!!

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プロフィール

2005年朝日新聞社入社。総合プロデュース室・メディアディレクター。
週刊朝日記者として教育系記事等の執筆を担当した後、データ ベース事業部でデジタル商品企画開発に従事する。その後、新規事業部門「メディアラボ」で子ども向け教育サービス「朝日こどもニュース」を立ち上げた。
朝日新聞社のグループ企業との連携によって、新聞業にこだわらない子ども向けサービス開発を担当している。
『はじめての論理国語』シリーズの制作に携わりながら、多数の子ども向けワークショップ講師を務める。

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