ぬるい生活 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.11
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本棚登録 : 665
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022616555

作品紹介・あらすじ

年齢を重ねるにつれ、体調不良、心の不調など、様々な問題は出てくるもの。そんな"ままならなくなってくる自分"をそのまま受け止めて、ぬるーく過ごす。無理も我慢もしない。面倒になったらやらない。自分を甘やかしてかわいがる。とかく無理しがちな現代人必読の"がんばらなくてもいい"と思える25篇。

感想・レビュー・書評

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  • 50歳頃の群さんが更年期について書いたエッセイ。まだもう少し先だと思うが、いつかやってくる更年期に向けて私も「ぬるい生活」で行こうと思った。といっても、なんとなく共感できる事なども書いてあり、まさかもう更年期に足を踏み入れてる!?と恐怖を感じたり(^_^;)
    とりあえず、職場の毎日文句ばかり言っている嫌なおばさん達に対して寛大な気持ちになれそうな一冊だった。

  • 1954年生まれの、群ようこさん。
    あとがきに2006年、とあるから、50代になった頃の作品。

    小説なら、作者の文筆活動を歴史的に考察などする以外は、年齢は特に気にしないけれど…
    この本を読むにあたっては、重要だ。

    なぜなら、その年代ならではの体の変化、感じ方、ひいては日常生活をも揺るがす…女性にとっては“思春期”と同じくらい重要で、劇的な変化が起きる【更年期】について書かれているからだ。
    80パーセントそれしか書かれていない。
    むしろそれだけで一冊できてしまうのが驚きだ。
    だから、男性が読んでも共感はできないかもしれないが…
    大切な人が更年期障害で苦しんでいたなら、是非とも読んで頂きたいとは思います。

    同年代の友人たちがどんどん体調を崩していく。
    中でも、「とりわけ更年期障害がひどく、いろいろ試してはダメで
    、ホメオパシーで一時良くなったが一進一退を繰り返している」という友人が何度も出てくる。
    観察記みたいだ。

    その他は、群ようこさん自身の、坂道を降りて行く心と体にどう向き合うか、向き合いたいか、または正直な気持ちが書かれている。
    教訓的な言い回しや、押しつけが一切ないから、おしゃべりしているような感覚で読めるのだ。

    老いにどの程度抵抗するか、しないか。
    その塩梅はひとりひとり違う。
    アンチエイジングに必死になる人もいるが、自分はそこまではしない。
    ある程度、老いを受け入れて行く。
    しかし、身だしなみはきちんとしたい。
    日常のささやかなことに喜びを感じたい、とようこさん。
    楽しんで読めるのは、私の考え方もようこさんと同じ方向であるからだろう。

  • 群さんも50代に。更年期の話など、同性として興味深く読んだのですが、ご友人のお話とはいえ、ホメオパシーの辺りはちょっとひいた。
    しかし、体型の崩れにジタバタしたり、肌の衰えと戦ったりしながらも、どこかマイペースに自分なりの姿勢で向き合っていくところは、流石群さん。
    この先、更にお年を重ねられて、老齢となられた時にどんな作品を書かれるのかが気になります。

  • 更年期障害、どうやって私のもとにやってくるか、本当にドキドキする。
    軽く済むといいのだけど…
    あと10年ぐらいかと思うけど、ゆるゆると過ごしていきたいわ。

  • 更年期に差しかかった作家のゆるい日常。深刻さはなく楽しく読めた。共感する内容。

  • 年齢的に早く読みすぎたかな?と思ってしまったけど、これから向かう未来に待っていることだと考えると先に知れて良かったような…
    実年齢が近づいたときに読み返すと「そうそう!」と共感の嵐になりそうなエッセイでした。

  • 興味深く読めた。私も最近老化を少し感じ始めている。身体のたるみ、肌荒れ、身体の疲れなど。とりあえず踏み台昇降運動をまたやり始めたけど、美しくいるなんてレベルは早々にあきらめていかに心身ともに健やかでいれるかが目指す星なのだがそれすら気を弛めるといとも簡単に遠ざかる。
    私は皺タイプじゃなくてたるみタイプっぽい。母親もブルドックみたいなんだよな。

  • 主に体調不良について、のエッセイ。

    いつか、すべてに共感する日がくるのだろうな、と
    読んでいましたが、幽霊だけは共感する事はないだろう、と。
    むしろ本当なら、非常に怖いので嫌です。

    気にせず、頑張らず、自分のできる範囲で。
    それが、一番ストレスをためずに幸せに生きていける方法かと。

  • やはり群ようこは面白い。カフェで読書をしながら思わず笑ってしまった。これ以上笑ったら変な人と思われるからグッとこらえるほど。私もぬるく生きよ。

  • ぬるく読めました!

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。『無印良女』をはじめとする「無印」シリーズで人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2021年 『これで暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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