野球は頭でするもんだ<完全版>(上) (朝日文庫 の 1-6)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022616609

感想・レビュー・書評

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  • ID野球といえば野村監督。その探求心には頭が下がる。
    そうか、野球ってこんなに奥が深くて面白いのか!と野球経験がない僕でも楽しく読めた。
    少し古い本で、出てくる選手が原、江川、掛布など。

  • 日本の監督がサインで縛るのは、選手に判断力がないから
    キツいだけのノックは体力はつくが守備はうまくならない。目的に適した練習方法がある
    大リーガーは目的に即した練習方法を短く行い、密度が濃い。
    「試合を見る」とはボールを追いかけ、観衆と同じようにゲームの流れにとらわれてしまうこと。そうではなく選手の動きを見るべき。
    太く生きるバッターは、ヒットの3割ではなく、失敗した7割の方を考える。

    野球は研究し、反省し、改善するプロセスを繰り返して上達する。仕事も同じだろう。

  • 野村克也3冊目。
    九大での学会中に暇すぎて何かないかと九大の生協で購入した一冊。
    思ってた内容とは程遠く、野村さんが解説者をしてた頃のコラム的な感じ。まあ、それはそれで面白いんだけど、原さん(現巨人監督)がルーキーの頃の話だからね。今さら読むにはちょっと古いかな。

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著者プロフィール

京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。現在は野球解説者としても活躍。

「2016年 『最強の組織をつくる 野村メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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