両刃のメス ある外科医のカルテ (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.88
  • (3)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 35
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022616692

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 一度は医学部を考えたことがあった私。実弟の病気を経て、いろいろ医学書を読み漁った日々もあった。今になって医学の世界に足を踏み入れることは不可能だけれど、改めて医学の世界に興味を抱くことができた。

  • ノンフィクションはあまり読まないが、これは外科医の世界を垣間見せてくれる、秀逸な本である。特に興味深かったのは、医療ミスと紙一重?かとも思われる、手術の失敗例を、忌憚なく、正直に書いているところである。患者の家族が読んだら複雑であるとは思うけれども。

  • すごい。オペのうまい先生の技を盗むために見学に通い詰めたり、とにかく鍛練。輸血を拒む「エホバの証人」の患者を受け入れて無輸血手術を行ったり。

    仏の心を持って、鬼の手を使う…そんな外科医のエッセイ。

  • 一言でいうと外科医の回顧録。内容はかなり壮絶。一つ一つのエピソードが具体的に描写されていて、分かりやすく、引き込まれる。
    いざとなったら、こういう医師にかかりたいけど、無病息災で天寿を全うするのが一番だなぁ。

  • 筆者の色々な手術経験上のエピソードが面白い。
    「孤高のメス」の原点と言われている物。 軽快なテンポでとても読みやすいです。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

大鐘 稔彦
(*読みは医学関係で「おおがね としひこ」、文学関係で「おおがね なるひこ」と使い分けている)
1943年生まれの医師・作家。作家・原作者として高山 路爛(たかやま ろらん)名義を使い分けている。愛知県名古屋市出身。兵庫県南あわじ市立阿那賀診療所長。
1968年京都大学医学部卒業。京大医学部の関連病院を経て、埼玉県上尾市の民間病院の院長に就任。その傍ら、「日本の医療を考える会」を発起。
医療漫画『メスよ輝け!!』の原作者でもあり、「メスよ輝け!!」の連載終了後も幾つかの医療漫画の原作を担当している。 大鐘稔彦名義の代表作は『孤高のメス』シリーズで、滝沢秀明主演で2019年WOWOWでドラマ化される。

両刃のメス ある外科医のカルテ (朝日文庫)のその他の作品

大鐘稔彦の作品

ツイートする