キミは他人(ひと)に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス (朝日文庫)
- 朝日新聞出版 (2011年1月7日発売)
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感想 : 23件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784022616739
みんなの感想まとめ
日常の中で感じる小さな勇気や挑戦をテーマにした作品では、著者がさまざまなユニークな行動に挑む姿が描かれています。知らない人に話しかけたり、勇気を出して意見を言ったりする様子が、時に異常とも思える行動と...
感想・レビュー・書評
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大人になればなるほど、やってみたいけど、ちょっと恥ずかしいな、勇気がいるよなということは多々あります。そんなちょっとしたことに、著者の北尾トロさんが挑戦。
“電車で知らないオヤジに話しかけ飲みに誘う”、“GWのお台場で孤独な男たちと人生を語り合う”,“公園の子どもたちと遊びたいと声をかける”、“電車でマナーを守らぬ乗客を叱り飛ばす”、“激マズの蕎麦屋で味の悪さを指摘する”、“知人に貸した2千円の返済をセマる”、“ちょい知りの人に「鼻毛が出てますよ」と面とむかって言えるか”、“好きだと言えなっかったあの女性に23年のときをこえて告白する”・・・・書いていて、やはり異常ですな。
必然性がない、誰からもホメられるわけじゃない、しなくても困るわけではない、だから普通はやらない。これをやるって勇気、実行力、・・こんな人が周りにいたらやはり変人。自己満足だけで正義ぶってるひと、こんな人がいたら段々遠ざけてしまいそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者のルポ本。人が好きで悪意がなくて律儀な著者のエピソード。
私には40過ぎの男性が普段何を考えているのか見当もつかない。まして彼らの日常が如何様であるかも知らない。競馬もハローワークも頭に浮かぶことなんてほとんどない。
著者の生活を垣間見ることができて、彼も同じ世界に生きてるのだなぁと感慨深く思った。 -
日常生活の中で、やってはみたいけど、ちょっとした勇気がなくてやっていなかったことを、思い切ってやってみた記録。
くだらないけど、実行した筆者は素晴らしい。
笑わせて、いただきました。 -
40代男性の声が聞ける面白い本。「それは、勇気をだしてやってみるというより、やったらやばい。」と思うチャレンジもいくつかあり、本当にクスクス笑わせてもらった。面白かった。これは読んだことある人と、「あれ面白すぎだよね。」って語りたくなる本だ。
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『キミはヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか』がとても面白かった北尾さん。あれも「かねてから気になっていたことをやってみる」体験だったわけですが、これも「前々からやってみたかったけどできなかったことをやってみた」。
電車や公園で見知らぬ人に声をかけてみる。マナー違反に思いきって注意する。4つの章のうち3つはだいたいそんなところ。第1章なんてほとんど変質者です。そら知らない人から飲みに誘われたら怖いでしょう。公園で遊ぶ子どもたちに声をかけるときにそもそもタバコを持ったままなんて許しがたいし。競馬場でマナー違反を注意するはずが、逆に非常識なことをしでかして怒られたり、北尾さんアカンやん。第4章の「好きだと言えなかった人に今更ながら言いに行く」はちょっといいかも。
思うに、「文句を言うことありきでひねりだした文句」はよろしくない。マナー違反を待ち構えて文句を言おうとする姿はかなり見苦しいし、良い結果は生まれません。『ヒマラヤ下着』のように、自分がやってみたかったことを勝手にやってみるほうが面白いねんなぁと思いました。
ちなみに、私の「前々からやってみたかったけどできずにいること」は、電車や映画館のロビーで本を読んでいる人に「何をお読みになってるんですか」と尋ねてみることです。 -
本書を読んでいてとても著者に親近感を抱く。鼻毛、口臭など面と向かって言うのが憚られる問題に、身をよじり心臓を高鳴らせ勇気を振り絞って伝えるまでの様が手に取るように判る。電車内のマナー違反な若者に注意をし、車両から降りる直前に背中をどやされホームに倒れる様子は、読み手である自分も苦々しく思う。高校3年生の時の同級生に、時を隔てて告白する話は特に良かった!
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人が、一度は考えたかもしれないけどバカバカしくて実行に移せなかったことを、作者の北尾トロさんが代わりに挑戦してくれるお話
オチがないところとかは、ルポならではと思う
「自分も何か頑張ろうかな」と少し思えるかも -
久しぶりに読んだ北尾作品。タイトルから心理的なお勉強が出来るかも…なんて読んでみたが、全然的外れの展開だった。
内容は「わかるわかる」と頷きつつも、ヤッパリ実際には出来ないよ。なんて思いながら読み進めるテーマが並ぶ。
馬鹿馬鹿しさと興味深さが混在する中で、答えもないまま終わっていく事も、小説ではなくルポとしてのリアリティかと思われた。 -
なるほどと共感できる内容や、
そんなわけないだろといったものまで、
気軽に読める本です。 -
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実行するにはちょっとした勇気が要るけど、そもそも勇気を振り絞ってまでやる必要がないから普通はやらない、というような様々な事を作者が実行してみたエッセイ。
大体予想通りというか、そうなると分かってるからやらないんだよな、という順当な結末を迎える話が多かったけど、詩の朗読会の話や、初恋の人にウン十年ぶりに会う話など、良い方向に転がる話もあった。
何事もやってみないとわからない!みたいな教訓を得た訳じゃないけど、サラッと読めてそこそこ面白い本だった。 -
読む前には気づかなかったのだけど、北尾トロさんの作品を読むのは「裁判長!ここは懲役4年でどうですか」以来のこと。
面白いね。笑っちゃう。とにかく文章が上手い、読みやすいし笑わせてくれる。
違う作品も読んでみようと思う(⌒∇⌒) -
くだらなさすぎて好きですww
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あ~確かにしてみたい!なネタが満載。こういうのは罪がなくていいですね。ちなみに鼻毛指摘はしたことある(笑)
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本屋大賞2011中2賞受賞作品。一度やってみたいと思いつつ、タイミングを逸したり、相手の反応を心配したりして言いそびれたり、実行できなかったことを敢えて実践してみようとする雑誌連載企画を書籍にまとめた物。曰く「電車で知らないオヤジに話しかける」「GWのお台場で孤独な男達と語り合う」或いは「電車でマナーを守らない乗客を叱る」などなど…展開の中でトロさんは「私はゲイじゃないですから」とか「私は怪しいヤツじゃないですから」と叫ぶに至る訳ですがトロさん、はっきり言って変なヤツです(笑)。これらのことが実行出来る人は「ごく普通に」実行できている訳で、その前にあれやこれや理論武装してシミュレーションして実行する段階で「無理」がある。ま、その「無理」を読み物として書いたのが本著なんだけれど。なんだかなぁ。
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「ちょっとした勇気」を振り絞ってやりたかったことをやろうという話。
本屋大賞の中2賞受賞作品ということで興味を覚えて読む。
すっごく面白かった!・・・のだけど、これは中学2年生男子にあえて読んでほしいとオススメする本ではないような・・・。いや、もちろん読んで構わないのだけど
私が面白がって読めた、というのが大事なので、ま、いいか -
本屋大賞2011の「中2賞」受賞作品。通勤用によさそう。
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タイトルから想像するにとんがった内容なのかと思いきや、小市民的な葛藤を抱えつつミッションを遂行しようともがく様が素直に面白かった。
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これよみたい!かせがなきゃ(。ω。)
著者プロフィール
北尾トロの作品
