一流の条件 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022616784

感想・レビュー・書評

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  • まさかの1985年当時の、野村克也のコラム。江川全盛期から、少し落ち目、西武の秋山がまだ新人に誓い頃、阪神の勢いがページを追って増してくる。最初は、あれ?期待していたのと違うと感じるも、どんどん逆に面白くなってきた。今にも、そして今後も通じる、野球理論が随所にあり、読み返す価値のある本。

  • 野村監督のボヤキがニュースで取り上げられているとなんとなく見てしまう。ただブツブツとぼやいているように見えて、経験に裏打ちされた鋭い洞察で勉強になることが多い。

    本書が書かれたのはヤクルトや楽天で指揮をとる前の1986年で、その後の氏の著作と比べると「若い」。それは例えば三冠王落合とのインタビューで自分の現役時代との共通点を探そうとする様に現れたりする。

    バースの攻略法を事細かに解説するあたりには、自分が指揮官になれば抑えられるという自信の現れにみえなくもない。

    近年の野村監督の言動との違いを感じ、野村監督の思考の足跡をたどるという意味において非常におもしろい本であった。

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著者プロフィール

元プロ野球監督、野球解説者

「2018年 『なにもできない夫が、妻を亡くしたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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