愛の作法 (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (2011年8月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (358ページ) / ISBN・EAN: 9784022617057

みんなの感想まとめ

テーマは、震災以降の日本社会の中での人間関係や愛の在り方を探ることです。著者の柔らかな語り口は、読者に寄り添いながらも深い思索を促し、感情と理性のバランスを考えさせます。「情を大切に」というメッセージ...

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌『アエラ』に連載されているコラムをまとめた本です。

    「3.11」以降の日本が置かれた状況のなかで書かれた文章が収められています。本書の中に「論や理が生きるために、もっと情を」ということばがありますが、すこし不器用な、だけどていねいに著者が語りかけるような文章に、そうした思いが感じられます。

  • アエラに連載されていたコラムをまとめたもの。三回ほど婚活について触れているのだが、「一緒に山に登りませんか、その代わりあなたには指一本触れないから」と誘いかけるというのはどうも…氏はこれで奥様のハートを掴んだそうだが、難易度が高いように思われる。

  • 寅さんのことや、孫正義に関する記述がよかった。

  • おもってたよりも、
    身近に感じました。

  • だいすきな姜尚中さん。なのに著書をほとんど読んだこと
    がないことに気づき、「母(オモニ)」に続いて本書を一読。
    ますます姜さんを好きになった。
    ラジオなどで聴く語り口調そのままに書かれた文章。
    とてもやわらかく胸に沁みこんでくる。
    もっともっと他の本も読みたくなった。

  • アエラのコラムをまとめたものらしい。文庫本の真ん中ぐらいにカラーグラビアがあって、なんと著者が壁にもたれたり、枯葉舞う並木道を本を携えて歩く姿や、ヨン様風に斜め上を見上げるカットなどが。ちょっと一般の学者本ではありえない感じで、なんじゃこりゃと思った。

    コラムの方も語りかけるような文体というか、内容もどうもパッとしない。

  • 広い愛のとらえ方

  • 姜氏のコラム集。相変わらず愛に満ちています。この人のかもしだすカリスマ性と説得力はどこからくるのだろう、と常々思っていたけど、ものすごーくフラットな優しさが土台になっているんです。その優しさはたくさんの苦悩を経たものだから、だから心に響くんです。

  • 愛の作法という意味深なタイトルどおり、姜 尚中さんの愛に満ちている内容。

    冒頭に「 いま抱えている問題にわずかなりとも示唆が与えられたり、悩んでいる人は自分だけはないという感覚を持っていただけたら・・・」とあるが、残念ながら私にとっては、問題解決するようなヒントは書かれていなかった。

    TVでは知ることができない、姜 尚中さんがわかる。
    独特のしゃべり方やダンディーな姜さんだがそれら個性がどのようにして生まれたのかなど。もちろん、日米中韓問題についても書かれている。ただ政治問題の解決策が理想論的な“愛”をもって解決しようとしている点には疑問を感じた。愛の作法だから仕方ないのかな。

    数年前にNHKの「わたしが子供だった頃」という番組で姜 尚中さんの回があった。私もこの回を見た後、最後に呆然としたのを覚えている。この本では、テレビでは語られなかった初恋の人との話が描かれていたのが印象深い。

    男はみんなロマンチストだと思うが、姜 尚中さんも例外ではなくかなりのロマンチストだとわかる一冊。でもそのような姜 尚中さんだからこそ、現在のアジア情勢を愛をもって解決できるのではないかと思う。

  • 大勢に流されず、誤解を恐れず、自分の考えを伝える芯の通ったエッセイ

  • 対談の五木さんが姜さんの声をめっちゃ賞賛してる。
    ずいぶん昔クレヨンハウスの夏の学校で講演をお聞きした時はどんな声だったか…思いだそうと頑張るが思い出せない。でも一般人のまとまらない質問等に真摯に答えようとする姿勢や分かりやすい話しぶりになんて素敵な方と思ったんだった。今もその印象だなと読後に感じたよ。

  • 雑誌「AERA」に連載されたコラムを収録したものです。
    短編なので、興味のあるコラムを素早く読むことができます。
    第3章「悩む力」は生きる力のコラムは参考になります。

    【長崎大学】ペンネーム:HK

  • AERAに連載されていたコラムを収録したエッセイ集。
    読み易いですが日々の生活で色々忘れかけていたようで、「軽いエッセイ」のはずなのに知的に刺激を受けました。Viewを示しつつ必ずしもConclusionは出さない・・・という感じがよいのかと。

    気になったところを列挙してみようかと思いましたが、沢山あったのでやめました。一点なるほどと思ったのは、「本を読んだらメモをとらずにいられない・・・そうすれば10年後、20年後にかつての自分の考え方がわかって面白い」というところ。そんな珍しい意見でも無いのかと思いますが、ちょうど本を買って読んだらそのままって勿体無い気がしてたり、「自分のログ」的な事を考えていたところだったので。

    あと、「これは野がもか」と思った箇所もありました。

    余談1 :この本を買う前、欲しい本リストに「かんさんの本」と書いていて、読み返したとき一瞬「菅さんの本?なぜ?」となりました。いやいや読まない。
    余談2:姜 信子さんの「ごく普通の在日韓国人」という本をなぜか昔読んだ事があり、勝手にご夫婦かと思ってました。はずかし。

  • 「アエラ」に連載された同名のコラム2007年8月~2011年6月までの掲載分からの抜粋。

    その時即座に時間を切り取って書いたことが、一定の時間を経たあとでも読むに耐えられる内容かどうかわかる。

    その話しぶりと同様に、静かに問いかけてくるような印象を受ける文章だった。

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著者プロフィール

1950年熊本県生まれ。東京大学名誉教授。専攻は政治学、政治思想史。主な著書に『マックス・ウェーバーと近代』『オリエンタリズムの彼方へ―近代文化批判』(以上岩波現代文庫)『ナショナリズム』(岩波書店)『東北アジア共同の家をめざして』(平凡社)『増補版 日朝関係の克服』『姜尚中の政治学入門』『漱石のことば』(以上集英社新書)『在日』(集英社文庫)『愛国の作法』(朝日新書)など。

「2017年 『Doing History』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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