愛の作法 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 68
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617057

作品紹介・あらすじ

「3.11」後、わたしたちはどう変わっていくのか。在日二世としての原体験、青春の記録から、現代の生きづらさを乗りこえるメッセージ、震災後の最新論考まで、還暦を迎えた著者の集大成的エッセイ。書籍初収録のコラム多数。「鬱の時代」をめぐる五木寛之との対話も。

感想・レビュー・書評

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  • アエラに連載されていたコラムをまとめたもの。三回ほど婚活について触れているのだが、「一緒に山に登りませんか、その代わりあなたには指一本触れないから」と誘いかけるというのはどうも…氏はこれで奥様のハートを掴んだそうだが、難易度が高いように思われる。

  • 寅さんのことや、孫正義に関する記述がよかった。

  • おもってたよりも、
    身近に感じました。

  • 雑誌『アエラ』に連載されているコラムをまとめた本。

    「3.11」以降の日本が置かれた状況の中で書かれた文章が収められています。本書の中に「論や理が生きるために、もっと情を」という言葉がありますが、少し不器用な、だけどていねいに著者が語りかけるような文章に、そうした思いが感じられます。

  • だいすきな姜尚中さん。なのに著書をほとんど読んだこと
    がないことに気づき、「母(オモニ)」に続いて本書を一読。
    ますます姜さんを好きになった。
    ラジオなどで聴く語り口調そのままに書かれた文章。
    とてもやわらかく胸に沁みこんでくる。
    もっともっと他の本も読みたくなった。

  • アエラのコラムをまとめたものらしい。文庫本の真ん中ぐらいにカラーグラビアがあって、なんと著者が壁にもたれたり、枯葉舞う並木道を本を携えて歩く姿や、ヨン様風に斜め上を見上げるカットなどが。ちょっと一般の学者本ではありえない感じで、なんじゃこりゃと思った。

    コラムの方も語りかけるような文体というか、内容もどうもパッとしない。

  • 広い愛のとらえ方

  • 姜氏のコラム集。相変わらず愛に満ちています。この人のかもしだすカリスマ性と説得力はどこからくるのだろう、と常々思っていたけど、ものすごーくフラットな優しさが土台になっているんです。その優しさはたくさんの苦悩を経たものだから、だから心に響くんです。

  • 愛の作法という意味深なタイトルどおり、姜 尚中さんの愛に満ちている内容。

    冒頭に「 いま抱えている問題にわずかなりとも示唆が与えられたり、悩んでいる人は自分だけはないという感覚を持っていただけたら・・・」とあるが、残念ながら私にとっては、問題解決するようなヒントは書かれていなかった。

    TVでは知ることができない、姜 尚中さんがわかる。
    独特のしゃべり方やダンディーな姜さんだがそれら個性がどのようにして生まれたのかなど。もちろん、日米中韓問題についても書かれている。ただ政治問題の解決策が理想論的な“愛”をもって解決しようとしている点には疑問を感じた。愛の作法だから仕方ないのかな。

    数年前にNHKの「わたしが子供だった頃」という番組で姜 尚中さんの回があった。私もこの回を見た後、最後に呆然としたのを覚えている。この本では、テレビでは語られなかった初恋の人との話が描かれていたのが印象深い。

    男はみんなロマンチストだと思うが、姜 尚中さんも例外ではなくかなりのロマンチストだとわかる一冊。でもそのような姜 尚中さんだからこそ、現在のアジア情勢を愛をもって解決できるのではないかと思う。

  • 大勢に流されず、誤解を恐れず、自分の考えを伝える芯の通ったエッセイ

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著者プロフィール

姜 尚中(かん・さんじゅん)
1950年、熊本県熊本市に生まれる。国際基督教大学準教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授などを経て、聖学院大学教授、同学長を歴任。東京大学名誉教授。専攻は政治学、政治思想史。

「2017年 『原子力発電と日本社会の岐路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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