なんでもわかるキリスト教大事典 (朝日文庫)

著者 : 八木谷涼子
  • 朝日新聞出版 (2012年4月6日発売)
4.12
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  • 13レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617217

作品紹介

聖書理解も礼拝スタイルも、教派が変わればここまで違う!自他共に認める「キリスト教会オタク」の著者が、カトリック、プロテスタントから「異端」までを徹底分析。キリスト教文化圏の理解が深まること間違いなしの必読書。驚きの情報量でイラスト・索引・用語集も充実。

なんでもわかるキリスト教大事典 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 新潮OH!文庫『知って役立つキリスト教大研究』の、お引っ越し+増量+改題版なので、主な感想は旧版に。

    カトリック・東方教会・プロテスタントと、その中の各宗派の流れが丁寧にまとめられていると思う。それぞれの教義や学説の細部を知りたいかたには向かないと思うので、そこはあくまで概観として。それにしても、相変わらず詳しい。

    カトリックはヨーロッパ文化の必須事項なので、美術などから知識を得られることも多いから、そこに興味のある人は、読むのはこの本じゃなくてもいいと思う。でも、プロテスタントは、簡素を旨とするためか、意外とソースが少ないから、そこにはものすごく効いてくる。アメリカの政治(特に911以降の福音派がらみ)や文学の流れをみるときには、予想以上に役に立つ(と思う)ので、そこに注目されているかたは、お持ちになっていたほうがいいように思う。

  • 以前に「新潮社OH!文庫」から出されていた「知って役立つキリスト教大研究」の増補改訂版的な本です。
    ノンクリスチャンによる外側から見たキリスト教の世界が詳しく解説されています。
    私はクリスチャンですが、自分的には、信仰的な感情を交えず書いてあることに好感が持てます。
    キリスト教に興味はあるけれど、あっさりと書いてる解説書が読みたい、という方におすすめです。
    もちろん、クリスチャンの方にも、おすすめできます。

  • 新書文庫

  • [教えの前に]「神父と牧師ってどう違うの?」、「カトリックと正教会とプロテスタントって具体的にどう違うの?」、「イースターって何の日?」など、キリスト教についての基礎的な情報・知識をわかりやすくまとめてくれた一冊。教えの内容よりは、行事や教派、服装などの外形的な点に焦点を当てた内容となっています。著者は、英国貴族の称号ルールについての興味が尽きないというフリーライター、八木谷涼子。


    信仰や救いということではなく、まずは知識としてキリスト教を知りたいという方にオススメ。なんとなく知っているつもりではあっても、具体的には知らないという諸点について、Q&A形式も絡めながらわかりやすく解説してくれています。著者自身もクリスチャンではないとのことで、特定の派に偏って記述がなされていない点も、非クリスチャンの方にとっては非常に読みやすくなっているのではないでしょうか。


    特に各教派についての解説は、それぞれについて歴史や運営制度など分野ごとに解説されており、何がどう違うのかをはっきりと示してくれています。参考文献や関連サイトについてももちろん充実していますので、キリスト教についての学習を深めたい方は、まずこの作品を手に取ってみるというのも良いのではないでしょうか。

    〜あくまで平易な「ガイド本」として、冒頭にあげたような素朴な疑問を解きほぐし、キリスト教圏の文化の理解に役に立つ基礎情報を提供すること、それが本書の目標だ。〜

    ありそうでなかなかない良い作品☆5つ

  • 15/09/26、ブックオフで購入。

  • キリスト教MAP。
    各教派の特徴を掴むのに最適。

  • http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/16.html
    ここでこの本について知りました。

    読み物というよりは文字通り「事典」的な書籍です。
    キリスト教のさまざまな教派についての説明がなされています。
    ローマ・カトリックは勿論のこと、世界史で出てくるルター派、東方正教会、ニュースなどで時折話題となる福音派、エホバの証人などまで網羅されており、全体像を掴むのに適しているのではないかと思います。

    それに加えて、各教派に関連した作品、参考図書、膨大な文献リストがあるのが優れている点だと思います。キリスト教について深く掘り下げて理解していく際の足がかりとしても有用ではないでしょうか。

  • こんな教会もあったの?!と驚かされました。こんなに一杯あったのではどこに行くべきかますます悩んでしまうのではないでしょうか。特定の教会の事をもっと深く知りたいのなら、巻末の方にある参考文献リストを頼りに読んでみるといいと思います。

  • キリスト教宗派の教えや儀式の違いがよく分かる。索引も立派なので事典として使える。牧師さんやシスターへのインタビュー等も掲載されていて、イラストも豊富で、キリスト教を理解する為にとても役に立つ一冊。

  •  ノンクリスチャンの「教会ウォッチャー」八木谷涼子さんによる『知って役立つキリスト教大研究』(新潮OH!文庫)が、50ページほど増補し、480ページを超える大著として生まれ変わった。

     『知って役立つ~』は2001年の発行以来、十刷まで版を重ね、初心者にもわかりやすいキリスト教の入門書として広く読まれてきた。受洗者には聖書のほかに同書を贈呈する教会もあるという。

     今回の改訂にあたっては、「十九世紀のアメリカで生まれたグループ」としてセブンスデー・アドベンチスト、エホバの証人、モルモン教、クリスチャン・サイエンス、「日本で生まれた」グループとして無教会の記述を追加。

     実際の礼拝へ足しげく通うなど、地道な取材の成果が随所に結実している。この10年で変化のあった世界の教会情勢にも対応し、最新の情報に更新。イラストもすべて書き直したという執念たるや、アッパレとしかいいようがない。信徒ではないからこそなしえた〝偉業〟なのだと改めて思う。(松ちゃん)

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