なんでもわかるキリスト教大事典 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
4.12
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本棚登録 : 158
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617217

作品紹介・あらすじ

聖書理解も礼拝スタイルも、教派が変わればここまで違う!自他共に認める「キリスト教会オタク」の著者が、カトリック、プロテスタントから「異端」までを徹底分析。キリスト教文化圏の理解が深まること間違いなしの必読書。驚きの情報量でイラスト・索引・用語集も充実。

感想・レビュー・書評

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  • 新潮OH!文庫『知って役立つキリスト教大研究』の、お引っ越し+増量+改題版なので、主な感想は旧版に。

    カトリック・東方教会・プロテスタントと、その中の各宗派の流れが丁寧にまとめられていると思う。それぞれの教義や学説の細部を知りたいかたには向かないと思うので、そこはあくまで概観として。それにしても、相変わらず詳しい。

    カトリックはヨーロッパ文化の必須事項なので、美術などから知識を得られることも多いから、そこに興味のある人は、読むのはこの本じゃなくてもいいと思う。でも、プロテスタントは、簡素を旨とするためか、意外とソースが少ないから、そこにはものすごく効いてくる。アメリカの政治(特に911以降の福音派がらみ)や文学の流れをみるときには、予想以上に役に立つ(と思う)ので、そこに注目されているかたは、お持ちになっていたほうがいいように思う。

    • Pipo@ひねもす縁側さん
      私もギリシア・ローマ神話、シェイクスピア・・・と、レファレンス長者ですよ。キリスト教に関しても、一般書で足りる私は、これと何冊かで十分です。...
      私もギリシア・ローマ神話、シェイクスピア・・・と、レファレンス長者ですよ。キリスト教に関しても、一般書で足りる私は、これと何冊かで十分です。内容的には、もう少し突っ込んだことを知るために、佐藤優さんの著書もいいと思いますが、パラ見レベルで撃沈したままです。

      それとは別に、神学論争はディベート技術の基本なので、欧米の大学では、神学をそういったスキル養成科目のひとつとして選択する学生が多いというのも聞いたことがあります。
      2012/04/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「神学論争はディベート技術の基本」
      ナルホド!読み方の道筋が判り易くなった気がします。
      「レファレンス長者ですよ」
      知りたがりの宿命みたいな...
      「神学論争はディベート技術の基本」
      ナルホド!読み方の道筋が判り易くなった気がします。
      「レファレンス長者ですよ」
      知りたがりの宿命みたいなものですね。
      2012/04/19
    • Pipo@ひねもす縁側さん
      神学論争=己の存在意義をかけた戦いなので(と思う)、まったくアウェイの人間が、「ディベート術」として、ちょこちょこっとかじっただけでは勝てま...
      神学論争=己の存在意義をかけた戦いなので(と思う)、まったくアウェイの人間が、「ディベート術」として、ちょこちょこっとかじっただけでは勝てませんね~。

      レファレンスに限らず、興味のある本があれば、その周辺本に興味がまたわき、つながりを楽しむ日々です。今日は何にしようかしら。
      2012/04/19
  • 以前に「新潮社OH!文庫」から出されていた「知って役立つキリスト教大研究」の増補改訂版的な本です。
    ノンクリスチャンによる外側から見たキリスト教の世界が詳しく解説されています。
    私はクリスチャンですが、自分的には、信仰的な感情を交えず書いてあることに好感が持てます。
    キリスト教に興味はあるけれど、あっさりと書いてる解説書が読みたい、という方におすすめです。
    もちろん、クリスチャンの方にも、おすすめできます。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「あっさりと書いてる解説書が読みたい」
      どうしようかな?と迷っていた本。チョッと読みたくなりました。
      「あっさりと書いてる解説書が読みたい」
      どうしようかな?と迷っていた本。チョッと読みたくなりました。
      2012/06/08
  • 色々とわかりやすいです。

  • 新書文庫

  • [教えの前に]「神父と牧師ってどう違うの?」、「カトリックと正教会とプロテスタントって具体的にどう違うの?」、「イースターって何の日?」など、キリスト教についての基礎的な情報・知識をわかりやすくまとめてくれた一冊。教えの内容よりは、行事や教派、服装などの外形的な点に焦点を当てた内容となっています。著者は、英国貴族の称号ルールについての興味が尽きないというフリーライター、八木谷涼子。


    信仰や救いということではなく、まずは知識としてキリスト教を知りたいという方にオススメ。なんとなく知っているつもりではあっても、具体的には知らないという諸点について、Q&A形式も絡めながらわかりやすく解説してくれています。著者自身もクリスチャンではないとのことで、特定の派に偏って記述がなされていない点も、非クリスチャンの方にとっては非常に読みやすくなっているのではないでしょうか。


    特に各教派についての解説は、それぞれについて歴史や運営制度など分野ごとに解説されており、何がどう違うのかをはっきりと示してくれています。参考文献や関連サイトについてももちろん充実していますので、キリスト教についての学習を深めたい方は、まずこの作品を手に取ってみるというのも良いのではないでしょうか。

    〜あくまで平易な「ガイド本」として、冒頭にあげたような素朴な疑問を解きほぐし、キリスト教圏の文化の理解に役に立つ基礎情報を提供すること、それが本書の目標だ。〜

    ありそうでなかなかない良い作品☆5つ

  • 15/09/26、ブックオフで購入。

  • キリスト教MAP。
    各教派の特徴を掴むのに最適。

  • http://www32.atwiki.jp/fushiginakirisutokyo/pages/16.html
    ここでこの本について知りました。

    読み物というよりは文字通り「事典」的な書籍です。
    キリスト教のさまざまな教派についての説明がなされています。
    ローマ・カトリックは勿論のこと、世界史で出てくるルター派、東方正教会、ニュースなどで時折話題となる福音派、エホバの証人などまで網羅されており、全体像を掴むのに適しているのではないかと思います。

    それに加えて、各教派に関連した作品、参考図書、膨大な文献リストがあるのが優れている点だと思います。キリスト教について深く掘り下げて理解していく際の足がかりとしても有用ではないでしょうか。

  • こんな教会もあったの?!と驚かされました。こんなに一杯あったのではどこに行くべきかますます悩んでしまうのではないでしょうか。特定の教会の事をもっと深く知りたいのなら、巻末の方にある参考文献リストを頼りに読んでみるといいと思います。

  • キリスト教宗派の教えや儀式の違いがよく分かる。索引も立派なので事典として使える。牧師さんやシスターへのインタビュー等も掲載されていて、イラストも豊富で、キリスト教を理解する為にとても役に立つ一冊。

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