週末アジアでちょっと幸せ (朝日文庫)

著者 : 下川裕治
制作 : 中田浩資 
  • 朝日新聞出版 (2012年8月7日発売)
3.13
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  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617378

作品紹介

仕事に疲れたら、週末アジアに行ってみよう。チャオプラヤー川の源流を辿ってみたり、マラッカ海峡で夕日を見ながらビールを飲む、台湾で湯けむり天国、「マレー蘭印紀行」を辿る旅、ベトナムから中国へ国境を歩いて越えてみる旅…とろけるような旅の時間が待っている。

週末アジアでちょっと幸せ (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • Webで公開していた内容をベースに作られたものだろうだが、週末旅というものがとても楽しそうだ。ウルムチと沖縄の離島以外はほぼ行ったことのある地域だったが、このような旅の仕方のあるのだなあと感心した。
    特に興味深かったのは、金子光晴の足跡を辿った旅だ。自分も金子光晴の作品を読んでみたいと思った。

  • 国境や運河のことだったり、共感できる部分が多くて、アジアを追体験した気になった。

  • アジア、行きたくなったわ(笑)

  • 週末をアジアで過ごす、ゆるい旅の時間。中国、台湾、ベトナム、韓国、マレーシアなどを旅している。仕事をしながらの旅は、自身と重なるところもあって、日常と非日常が常に同居する状況に共感を覚える内容だ。激安の旅だから、一人旅をした大学時代をも思い出す。ここに行くぞという部分だけで、手はずを整えていってしまう。このフットワークの軽さはすごい。一生は一回とすると、彼の中で何を残そうというのかというと、そんな高尚なものではなく、逃げたいからという。自分らしさを旅に込めることで、何かできそうな気がする。

  • なにもしない旅行者,と「はじめに」には書いてあるが,行先ごとにテーマがあり,それを週末だけでどうにかこなそうとするため非常に忙しい旅となり,「ちょっと幸せ」という感じでは無い.常にカメラマンを連れて行動し,写真と共にこうして本を著すのだから,むしろ仕事の一環のような印象を受ける.

    観光地化した場所を嘆くような記述も多いが,そんなに気張らずもっと気楽に旅を楽しめばいいのになあ,と思う.

  • 忙しくなってくるとどこかに行きたくなる。
    どこかに行けないから、旅行の本を読んだりする。
    電車の中で、本を読みながら異国の地にいることを考える。
    どこかに行きたいと思う今日この頃(夏休みもとれてない)、週末でどこかに行こうかと思い読んでみた。
    著者は、海外で思いっきり遊ぶのではなく、なにか一つを求めて、週末に出かける。その話に若さはなく、落ち着いた行動、筆つかいがいい。逆に言うと、自分の年も感じさせる。

  • 「ちょっと幸せ」というけれど、週末でウイグルに行く旅なんて、これっぽっちも楽しそうじゃない。「体がとろけるような旅の時間に浸ることができ」るのは、時間が無制限にあるからこそだ。それは、予期せぬときに向こうからやってくるもので、こちらが追い求めるものではない。だから、時間の限られた週末旅でそれを味わいに行くというのは、そもそも矛盾している。旅人という職業も因果なものである。「一番好きなことは仕事にしないほうがいい」とは、よく言ったものだ。

    著者自身も自覚しているように、著者の旅は、27歳のときの『12万円で世界を歩く』で終わったのだ。もはや老境に達した著者のくたびれた写真を見せられても、読んでいるほうがくたびれるばかりだ。この本を読む暇があったら、金子光晴の『マレー蘭印紀行』を読むべきだろう。

  • 少し期待が外れたかな。  自分が求めていたのは、沢木耕太郎の世界だったのかも。  この本はそれよりも観光旅行に近かった。 

    言ってみれば、実用本に近い感覚。  サラリーマンが週末を使って東南アジアにいくのなら現実こうなってしまうのだろうな。 LCCを使って、羽田を夜遅くに発って、確かに現実はそうなんですが、そこが実用的。

    そもそも自分がやる時だって、もっと観光旅行に近くなってしまうのだけれど、その分 読書には夢を求めたかった。  もう少し、目的のない放浪感を漂わせて夢を掻き立ててほしかったけれど、それはちょっと無かった。 

    やっぱり沢木耕太郎を求めていたのかな。  

  • 韓国、台湾、マレーシア、ベトナム、タイ等、週末を使ったアジア旅行記。Webを文庫にしたものなので、文章が少し足りなく感じた。写真もそれなりにあってイメージはつかめる。台湾で週末に温泉なんてかなり贅沢。

  • 自分にはこんな旅出来ない、が、正直な感想。サバイバル系には本当に縁遠く、アジアに住んではいても根がヘタレな自分には、本当に好きだからこそできる旅が羨ましい。うん、俺は旅が嫌いだ。だから擬似体験でお腹いっぱい。

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