脱線者 (朝日文庫)

著者 : 織田裕二
  • 朝日新聞出版 (2012年8月7日発売)
3.50
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617385

作品紹介

怪我でテニスを断念、自殺を考えた高校時代。たどり着いた結論は「死ぬくらいなら何でもできる」。バンドから映画・テレビへと広がり、40歳になって半生を振り返る。いかりや長介など先輩への思いや、役を愛して諦めることがない俳優の高熱エッセイ。

脱線者 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2012/10/5

  • 織田祐ニという人は、よくわからない人だと思っていた。きっと、日本で1番有名な俳優さんと言っても過言じゃないと思う。でも、よく知らない人であるのだ。あれだけメディアに露出しているのに、その実態が見えない。単純に僕が興味を持っていなかったというのも、その理由の一つなのかもしれないけれど、それでも良く知らない、わからない、という印象を持っていた。
    僕は、今、いろんな人がどんな生き方をしているのか、とても興味がある。だからこそ、エッセイをたくさん読んでいる。紡がれた言葉の向こう、その言葉の裏側に何があるかを感じながら。織田さんは、読んでいてこちらが気恥ずかしくなるくらいまっすぐ。こんなに”若い”大人がいて、そんな人が第1線にいるんだな、と思った。いや、そんな大人だからこそ、第1線にいることができるんだ。変に斜に構えていない。変にかっこつけていない。人によっては敬遠したくなるような人なんだろうけど、その「臭さ」が何よりの魅力。僕も「僕らしさ」「僕臭さ」のようなものを、創っていきたいと、彼に対する新たな憧れからそう思えた。

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