50歳からちょっと心を休ませる本 (朝日文庫)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617590

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  • 質の良い人と付き合う
    歳をとることは成熟すること

  • 心に残ったフレーズ。①「生き生きと生きるとは、イヤなものはイヤ、好きなものは好きと言えること」②「人と親しくなるためには、社会的に理想化された自己像を実現することではなく、ありのままの自分を人に伝えることである」③「水を飲みて笑う人あり、錦を着て憂う人あり」④「
    50歳を過ぎたら格好をつけない」⑤「実るほど頭を垂れる稲穂かなという格言のように、人格ができている人ほど頭を下げる。しかしだからといって誰にでも頭を下げてはいけない。ずるい人には決して頭を下げたり、親切にしてはいけない。また実るから頭を下げるのと、弱さから迎合で頭を下げるのでは全く違う」

  • 著者は『老人よ自信と誇りを持て』みたいなことを述べているけど、サラリーマンを40年勤め上げて退職間際の年収が400万円強でも年金は17万にも満たず子供も家庭を持つと非正規やら家のローンやらで自分達で手一杯で頼れない。自信と誇りを持つ以前に生きてくだけで精一杯。
    著者はもう少し多面的に物事を見て勉強して本を書いた方がいいと思う。
    学者だから自分の専門外にはほとんど興味が無いんだろうな。
    この本を読んで、変な価値観を持った老人が生活困窮に陥らないことを祈ります。

  • そんなにあなたはお疲れですか?と言われそうだが、いえいえそうではなく(笑) たまには、こんなつまんない本も(失礼)いいかなあと図書館で手にとって見た。
    ひとつは、加藤諦三さんの本だったから(^.^)

    でも、どうやら私には不要でした。

  • 与えられた 運が 同じでも
    過去に 執着する人は
    与えられた 運を 悪く使う
    同じように 老い をうまく 使う 人と
    まずく 使う 人 とがいる

    心配 は 勝利 せず

    幸せな人は 毎日起きる イヤなこと を
    その日 その日 で キチン と
    整理して いける 人
    人間 生きて いる以上 イヤ な ことは
    必ずし ある

    他罰的な 人間は 老年期に 挫折するが
    憎しみを 乗り越えた 人は
    美しき 老年を 楽しむ ことになる

    その 年代 その 年代 で 捨てなければ
    ならない ものがらある
    秋の 服 で いれば 冬 寒い

    人生の ツケは 払わないと
    先には 行けない それは
    あれは あれで 良かったのだ
    と 受け入れる 事

    こぼれた ミルクは 戻らない
    基準変更 すれば
    こぼれる ミルクが あるから
    良いでじゃないか

    歳を 取ったら 自分の悩み を
    第三者の 目で 見る
    若い頃には なかなか これが
    できないが
    歳を 取れば これが できる
    それが 成熟 である

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著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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