考え方のコツ (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.60
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本棚登録 : 573
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618122

作品紹介・あらすじ

仕事の最大の目的は社会の発展に寄与すること。そのためには「知ること」より「考えること」を"自分自身の新しい学び"として体得することが重要である。著者のキャリアをベースに、日々の仕事と生活に、変化と成長をもたらす35のコツを説く。『暮しの手帖』編集長が説く「仕事」と生活の指南書。

感想・レビュー・書評

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  • 考える上での『時間』の作り方。
    考えるという行為は『ながら』では良いアイディアは浮かばない。
    時間の使い方・体の整え方・人との付き合い方。

    彼のワールド満載です。
    弥太郎さんの著書を見て思うのは、ストイックで厳しい人だなということ。

    全部は真似できないから、できそうなことから始めてみよう。

  • 松浦弥太郎さんの言葉は柔らかくすっと心に入ってきます。この本も、こうしてみようという事がたくさんでした。ネガティブに傾きがちな自分なので、「いつも幸せな自分だと考える」ことを心に留めて、感情をコントロールしようと思います。まずはここから始めます。何度でも読んで、少しずつでも実行します。

  • 『暮しの手帖』の編集長である著者が見出したアイデア術、仕事術についてつらつらと書かれている本です。本書全体に通底して「自分の頭で考え抜くことの大事さ」という著者のメッセージが込められています。「知識が思考の邪魔をする」とも言っており、なまじ聞きかじった知識で物事を判断せず、自分できちんと検証しなければならないと言っています。この下り、ショーペンハウアーの『読書について』でも同様のことが書かれていたことを思い出しました。孔子先生も「学びて思わざれば則ち罔し」なんて言葉を残していますね。仕事や日々の生活を送る上で見習うべき姿勢が多く書かれています。

  • 仕事とはこなしたりスピードアップさせたり追いかけたりするものではなく、日々質を高く楽しく無理をせず続けられる自分のフォームを作るもの。こうあるべきという理想を追うのではなく、自分が自分らしく仕事をするための働き方を、それぞれが工夫し発見し環境と調和を図りながら磨いていくこと。量よりも質が大切。常に前向きで未来志向であることはとても大切。そのためには、知ることよりも考えることをしなければならない。なんでも知っている人ではなく、なんでも考える人になる。1日2回。午前中と午後に「考える時間」を確保する。

  • 運や縁は自分ではどうにもならない。焦ってもどうしようもない。
    ただただ人のために何かをする。そして誰かが運んできてくれるのを待つ。

    検索しない、知識に頼らない、という姿勢には目から鱗だった。
    知識があることがいいこと、素晴らしいことと思いがちだ。実際、自分の中になかった考え方や世界の見方を得られ、いい面もあると思う。ただ、思考の枷になってしまう面があるということに気づいた。
    ネットで検索してすぐに結果が得られるが、あくまで、顔も知らない誰かが言ったことであることに注意しなければならない。アイデアの材料になるのは、自分で見聞き体験した生の情報。より広い視野で様々な視点から思考するための手段が知識なのかな。


  • 面白いと思ったポイントをピックアップ。

    思考術
    ■一日2回、考えるだけの時間を取る。紙に書き出す。午後は午前のアイディアの検証。検索することで考えたフリをしない。
    ■A案B案2つ。そのあとふたつを叩きにしてC案。優れた案はシンプルである。これが出るまではひとり作業。
    ■C案を人に話してブラッシュアップ。
    ■企画は叩きでは見せず、完成させてから見せる。5w2h。最後のhはHOW much.
    ■行き詰まったら。歩く。人混みを眺める(仕事は社会との関わりなので)。自然の中に行く。


    想像術
    ■アイディアを、動物や食べ物に例えてみる。
    ■端的に言うと、超詳しく言うとなど、両局の伝えかたを考える。
    ■自分の都合ではなく、自分が◯◯だったらと考える
    ■一番の敵のコメントをイメージする
    ■必要な習慣その1観察する。そのあとを予測する。
    ■その2規則正しい生活。早寝早起き、腹6分目、運動、休息。

    コミュニケーション術
    ■一日100回ありがとうと言う
    ■いつも幸せな自分でいる。
    ■8勝7敗を目指す。ついているときはあえて負けて、大勝ちを避ける

    時間術
    ■(個人的解釈では)7つの習慣のやり方を、本業にも持ち込む
    ■本日のDOは1枚のカードにまとめてポケットに入れておく

    グローバル術
    ■3つの言語を学ぶこと。その際お金はケチってはいけない。

  • 松浦弥太郎の仕事術』(未読)の続編。よい仕事をするために著者自身がこだわっている事柄を,仕事・想像・コミュニケーション・時間管理・グローバリズムの観点から述べる。調べて知識を蓄えることよりも自分自身の経験を元にして考えること・想像することが大切。「いつも幸せな自分でいること」が要であるコミュニケーション術は,いかにも雑誌編集者らしい内容(柳に風とでもいうか。人脈を深めるためには一人の時間を大切にすべしという逆説)。技術や体力には限界があるが,集中力の濃度は無限に高めることができる,とも。アイデアの彫琢への視点は5W2H,2つめのHはHow much(いくらでやるか)。

  • *午前と午後に考える時間をつくる。
    *知らないことを調べない。
    *思考を書くことで、視覚化する。
    紙に書き出し、頭の中をビジュアル化する。
    *一考二案を基本とする。
    先にいる人を幸せにするためのアイデアを追求する。
    *どんなに稚拙であろうと、自分自身のオリジナルのアイデアを信じる。
    *誰が、何を、いつ、どこで、何故、どのように、いくらで。を満たすアイデアを出す。
    *悩んだら歩いてみる。
    観察、経験、実感という行動がアイデアの行き詰まりを打開する。
    *未完成なものを人と共有しないことを自分のルールにする。
    *想像力は先々を見通そうとすること。
    *物事の核心よりもその周辺部にあるものをよく見て思考する。
    *真逆の説明をいくつか想像すれば、本質が見えてくる。
    *自分がこうだから、ではなく、もし自分だったら。と仮想して行動する。
    *人を幸せにすれば、その仕事には必ず利益が生まれる。
    *自分について正しい評価をしてくれるのは、自分に対して批判的な人である。
    *観察することで想像力を鍛える。
    *想像力のベースになるものは良き生活習慣。
    著者は早寝早起き、腹6分目、運動、休息を心がけているとのこと。
    イマジネーションの果てにクリエーションがある。
    *目の前のことにしっかり向き合い、流れに身を任せる。

    *コミュニケーションの基本はいつも幸せな自分でいること。
    いつも幸せな自分だと考えることで感情をコントロールする。
    *どんな人にも、いつも礼儀正しく、同じ態度で接する。
    *コミュニケーションの反射神経を鍛える。
    *反論しない。というセオリー。
    コミュニケーションでは人の欠点を一切気にしない。いい所だけ注目する。
    *求められない意見は言わない。
    *お願いごとの心得
    相手の状況をありったけの想像力を働かせてタイミングを計る。
    相手のメリットを考える。
    入念な準備をする。
    負けると思うケンカをしない。と同じで断られないお願いごとしかしない。
    *嫉妬は成功の敵
    嫉妬を遠ざける大道はどんな人にも感謝すること。
    皆に与えること。
    *人脈の有無は、社会にどれだけ信用されているか。で決まる。
    *自分が人と人をつなぐハブになる。

    *時間にはお金と同様、消費、投資、浪費がある。
    *やるべきこと、やりたいこと、欲しいものは全てリスト化する。
    著者はTODAY WEEKLY MONTHLY SEASON の4つの時間割を持っている。
    *いい仕事をするには、リラックスと集中をうまく配分する。
    *毎日変わらない当たり前の仕事を断続することが、仕事の質を高める一番の近道。
    *仕事において、どんな立場にいても常に経営者意識を持つ。
    *学ぶためには投資が必要。

    参考になる考え方が満ちている。
    本書を読んで、何事も王道はないと再認識させられた。

  • 機械的に情報を横流ししたりつまみ食いしたりしても駄目。考え尽くして内面から出てくるような、オリジナリティが必要だということ。

  • 松浦弥太郎の仕事術の続編.
    ・求められない意見はいわない.
    ・メンバーではなくプレイヤーとして働く
    ・時間にはお金同様に「消費」「投資」「浪費」がある.
    ・一考二案を基本とする

  • 僕の中では考える=何か答えを出すとこまでだと思ってましたがこの本にあった考え方を実践すればその答えの内容も変わってくる気がしました。
    何かしながら考えるというのは無理なことで1日に2回、1時間ずつ考えるだけの時間が必要だということです。
    白い紙にアイデアや思い浮かんだことを書いていく。
    何かしてる時にひらめいたりすることもあるかもしれませんがそういう時に思いつくアイデアは脆いということです。
    知識を捨てることの大切さにも触れてました。
    最近は本を前より読むことが多くなったり、iPhoneやパソコンですぐに情報が入るので知識が増えてると思います。
    人と話しててもたまにそれってこういうことやろと自分の中で思って聞いてて、ちゃんと聞いてない時ありますけどその時って知識が邪魔してますよね。
    知識が豊富になった時に人は自分で考えたと思ってしまいます。
    その時に自分のアイデアだと勘違いしてしまう。
    それが危険だということです。
    知識が増え過ぎたらどんどん捨てることも大切ですね。
    この本よかったです。
    わかってること多いけどそのわかってることを1つ1つ実践できそうに書いてます。
    僕も含め考えながら何かしてしまって何してたかわからなくなってしまう人にはオススメです。

  • 睡眠削って働くことができない年齢になり、仕事の質を高めたいと思って読みました。
    当たり前だけどなかなかできない、日々丁寧に自己管理して質を高めるということが、松浦さんの落ち着いた文章で語られています。
    淡々とした文章の中に、凄くプロフェッショナルな意識を感じ、こうありたい思う。たまに読み返して自分の仕事をチェックしたい

  • この人の考え方はとても好きだ。
    著者自身が厳しい自制を敷かれているのだと思うのだけれどその考え方が完全に論理的でパキッとしているのではなくどこか人間的な柔らかさがある。
    松浦さんの他の本を読んだときもどこかに優しさを感じた。
    本書に載っていることすべてを真似することはできないがなるほどそういう考え方をするのかということやこれはこれからの自分の成長にはとても重要だからやってみようということが多かった。

  • ストイックすぎるぐらいのところは、弥太郎さんらしい。凝り固まった考え方がほぐれるような、方法を教えてもらえる一冊。自分の生活に取り入れられることもみつかる。
    弥太郎さんを参考に、自分の考え方のコツをつかんでいけたらいいと思う。
    そのためには、規則正しい生活が基本、という揺るぎない著者の信念に共感します。

  • ・積極的に「考えるための時間」を確保し、落ち着ける「考えるための環境」を整え、しかるべき手順を踏まなければ、アイデアを生み出すことはできません。

    ・午前中の1時間はあらゆることを自分の頭の中で整理し Much”を加えた5W2Hがふさわしいと思います。

    ・今でもカフェでお茶を飲んでいるとき、無意識に人や状況を観察していることがあります。「この人はどんなことをしていて、今どんなことを考えているんだろ

  •  世間一般的な理想を追いかけていると、理想とはかけ離れた方向に全速力で走っているような気がする。それは、理想からむしろ遠ざかる行為なのかもしれない。スピードも量も大切なのかもしれませんが、質が一番大切。

     「仕事とは、たくさんこなしたり、スピードアップさせたり、追いかけたりするものではなく、日々、質を高く、楽しく、無理せず続けられる自分なりのフォームをつくる…自分が自分らしく仕事をするための働き方を、それぞれが工夫し、発見し、環境においての調和を図りながら、磨いていくことが大切である…」

     >コミュニケーションの基本とは、いつも幸せな自分でいることです。笑顔にはたくさんの人が集まってきます。笑顔になる一番の秘訣は、自分が幸せでいることです。人々は笑顔だけでなく、その奥にある幸せに惹かれるのでしょう。幸せなひとのところには幸せな人があつまります…私も、自分が幸せを目指します。

     >自分が今、どんな状況であっても感謝すること。幸せになる大切な方法として、感謝を忘れないこと…長女の結婚式・披露宴の日、私の両親を迎えに行く車の中で、古い愛車を安心して乗れる状態に整備してくださったメカニックの方にも感謝する気持ちが芽生えました。皆さんのおかげで、今日が迎えられたと…

     >どんな人にも、いつも礼儀正しく、同じ態度で接する…これは、私が一番できていないことの一つですね(って一番できていないことが沢山あるのか?‗?)。自分にとってそれほど影響力がないと思っているの背後には、もしかしたら影響力がある人がいるかもしれませんし、自分の不躾な態度を、影響力がある人が見て、眉をしかめているかもしれません。相手に対して敬意を表した態度をとれないということは、自分のことを尊敬できないような態度で生きているということかもしれません…

  • アイデアの判断基準は、
    人を幸せにするかどうか。
    人は嬉しい、楽しい、面白い、おいしい、と喜んだ時にお金を払う。
    利益と幸せは繋がっている

    一瞬の喜びではなく、永続的な喜びを提供する

    自分が経験したこと、が情報。
    自分自身のオリジナルのアイデアを信じる。

    5W2H
    who where when what why how how much

    自分についての正しい評価は
    自分に対して批判的な人

    状況や変化を観察し、想像力を育てる

    想像より創造
    イマジネーションよりクリエーション

    言葉で人を幸せにする
    突き詰めると親孝行

    ギブだけを続ける人になる

    自分の意見を求められていないのに披露するのは、もったいない。

    お願い事をする際は、
    相手のタイミングをはかる
    ギフトを忘れない
    相手の価値をしっかり知る
    を忘れない

    人として評価できるか、信じられるかという人脈が10人いればよい

    前に進めば向かい風を受ける。向かい風を受けていない仕事は前に進んでいない
    自分で風を感じられているか

  • ・不思議なことに、幸せな人のところには幸せな人が集まります。
     同じように、文句やグチばかり言う暗い人のところには、暗い人が集まります。
     ネガティブな感情を持つ人が何人も集まるとネガティブなものが増幅され、一人でいるときはグレーだった気持ちが、みるみるうちに真っ黒な雲に膨れ上がるような恐ろしさがあります。

    ・大人として日々を過ごしていれば、悲しいこともあるし、つらいこともある。
     それを承知のうえでコミュニケーションのルールとして、自分の感情をコントロールする術を学びましょう。
     この術を身に着けないと何事も成功しません。
     幸せな気分は分かち合うべきですが、失望、憂鬱、悲しみ、嫉妬といったネガティブな感情は、自分ひとりで引き受ける。
     人を巻き込まず、きちんと、こっそり、すばやく処理することです。

    ・自分の感情をコントロールする最良の策は「いつも幸せな自分だと考える」ことです。
     「いつも幸せな自分でいる」ことは難しいけれど、「いつも幸せな自分だと考えることは誰にでもできます。

    ・不安、恐れ、悩み、苦労といった荷物をいっさい持たずにすむ人生はありませんが、その荷物を「ただの重荷」と捉える人と、「自分に与えられた試練だ」と感謝しながら抱えていける人がいます。
     重たい荷物を抱えながら感謝を忘れず、「自分は満たされている」と捉える強さ。その力を身につけたとき、きっといつも幸せな人になれる。

    ・人付き合いに忙しいのはむしろ、成功にはと多い中間層の人たちであり、そういう人ほど毎週末飲んだり、ゴルフにいったりしているでしょう。
     中間層の人は「純粋な友達付き合いでもなく、人脈でもない付き合い」に無駄な時間を使っているようにも見えます。成功している人は、そんなあいまいな付き合いに使う時間がないと感じます。
     自分の仕事のクオリティを突き詰め、成功を手にするには、まず自分を深めなければならないのですから。

    ・現実として、仕事をすればするほど、人は孤独になっていきます。
     いつもみんなと仲良くやっていける仕事などないし、良い仕事をすればするほど、一人の人間としての責任は大きくなります。
     この孤独と重みを受け入れていくには、やはり一人の時間が必要です。

    ・学ぶためには、お金を惜しみなく使う。
     本当に自分に必要なものには、お金を惜しみなく使う。
     お金とは本来、有益なことに投資すべき。
     英語くらい話せるように、自分に投資をする。

  • 一番深く心に残った言葉➡︎時間には、お金と同様に「消費」「投資」「浪費」の三種類がある。

  • 今の私の仕事を前提にした時、この書の説く仕事、生活のコツをそのまま参考にできるわけではないのですが、考えさせられる点が多く、刺激になりました。

  • 図書館で借りて読み。

    松浦弥太郎の本なので、なんとなく。
    仕事論的な本だったので、現在主婦の私としては、軽く読み飛ばす部分もあったり。
    育児と家事、人とのコミュニケーションが目下の問題というか、もっとうまくやりたいなあ、と思っていることなので、そこに活かせそうなところを拾い読み。


    ・いつの日か「幸せを運んでくる人」になるのが僕の理想です。いつも人に与える人になること。ギブ&テイクではなく、ギブだけを続ける人になること。(p108)

    ・コミュニケーションに関して僕が常々思うのは、「人の欠点はいっさい気にしない方がいい」ということ。(p118)

    ・コミュニケーションでは「人に花を持たせる」という意識が常に大切だと僕は思っており、特に対立しがちな人こそ、花を持たせ、喜ばせてあげるといいでしょう。(p120)

    ・何もあせることはない。自分の意見を言うのは、人から求められた時だけ――いっそ、こう限定してもいいくらいだと僕は思っています。求められていないのに、無用の意見はしない。こう決めると、コミュニケーションがすっきりします。(p125)

  • ・ 知らないことを調べない。知識に考えの邪魔をされるという危険を、ゆめゆめ忘れてはならない。
    ・ 仕事の先にいる人を幸せにするためのアイデアを追求する
    ・ 自分が経験したことしか、情報とはいいたくない
    ・ 純粋でオリジナルであるけれど、同時に普遍的なもの。どんな人とでも分かち合えるもの。これこそ優れたアイデアだと定義しているのです。
    ・ クリアになった気がしたら、必ず言語化することが大切です。
    ・ 未完成なものを人と共有しないことを自分のルールにする
    ・ 知っていることの中に答えを見つけるのではなく、想像力を働かせて、知らないことの中で答えを生み出しましょう。何かを知っていることよりも、想像力を働かせることを大切にしましょう
    ・ 「こうするしかない」ということは、本当にこうするしかないのか?自分が「こうしたい」と思うことは、人を喜ばせることよりも絶対的に大切なのか?
    ・ 「今自分が社会のためにできることは何だろう?」「今自分のできることで、人に喜んでもらえることは何だろう?」
    ・ いつも幸せな自分であることを考える
    ・ 反射神経を培う
    ・ コミュニケーションにおいては「人に花を持たせる」事が大切である
    ・ 親切というおまけを付けよう
    ・ 毎日変わらない当たり前の仕事をずっと継続することが自分の仕事のクオリティを高める一番の近道

  • 雑誌「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎氏の著書。
    スピードと成果が求められる現代において
    本当の成果・目的とは何かを問う。

    著者の生活は、朝一時間、夜一時間の思考だけの時間を
    とっているという。

    コツとは・・
    ・頭がリフレッシュしている午前
    ・“ながら”思考は禁じ手
    ・行き詰まったら歩いてみる
    ・考えることをあきらめない
    ・知らないことを調べない

    【ココメモポイント】
    ・仕事の先にいる“人”を幸せにするためのアイデアを追求する
     P.38

    ・想像することは思いやりとも似ています。思いやりもとても大切な意識ですが、時に思いやりはどこか独りよがりでもあります。 
     想像力というのはもう少し客観的で、冷静に物事について思い巡らせることだと僕は解釈しています
     P.61

    ・直感を働かせるには、規則正しい生活が大切です。心身ともに健康でないと、直感も想像力も働きません。
     P.88

    ・(人の意見に対して)「僕は違うな」という結論に達しても、「やっぱり良くないよ」と意見を表明したりはせず、黙っていようと決めています
     P.120

    ・(コミュニケーションの)成功と継続の秘訣は「八勝七敗を目指す」ことにある
     P.132

    ・「アメリカを知りたいならアメリカへ行くしかないし、面白い人がいると思えば、会いに行くのがいい」と思う価値観の自分にとって、ソーシャルメディアというのはあまりにリアリティがないと気がついたのです
     P.186

  • 隣町の駅の本屋さんに行って、ふと目についた文庫本です。本のタイトル「考え方のコツ」に惹かれました。この本では、考え方の技術として、具体的に、思考術・想像術・コミュニケーション術・時間管理術・グローバル術(メンバーでなくプレーヤーんとして働く力)の5つについて、そのヒントが書かれています。今後の生活に是非活かしていきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・考えるための時間を確保して、落ち着ける「考えるための環境」を整え、然るべき「考える手順」を踏まなければ、アイデアを生み出せない。前提としては、1)自分の生活を大切にする、2)暮らしを大切にする(p18)

    ・考えることと、知識があることは、水と油ほど違う。考えるとは、自分で何かを生み出すこと、一方知識とは、誰かが生み出したものを集めてくること(p26)

    ・思考するには、手を使って書けばいい。自分の内側と真正面から向き合うには勇気がいるが、頭の中をビジュアル化できる(p35)

    ・一般的には5W1Hと言われるが、仕事であればそれに「いくらで=How much」を加えた、5W2Hがふさわしい(p48)

    ・人を幸せにすれば、その仕事は儲かります。人は何かに喜んだときにお金を払う、幸せに繋がると思う事に人は価値を見出し、その価値に対してお金を払う(p78)

    ・想像力を養うためにベースとして持っておきたい習慣として、1)観察する、次はどうなるかといつも観察する、2)良き生活習慣、早寝早起き・腹六分目・運動・休息といった健康を保つ日々の積み重ね(p89)

    ・幸せな人のところには、幸せな人が集まる。同様に、文句や愚痴ばかり言う暗い人のところには、暗い人が集まる(p103)

    ・何を楽しいと感じるか、それは自分の心で決められる。何を幸せだと捉えるか、それは自分の心で決められる。受け取り方ひとつ(p106)

    ・同じ態度の継続こそ、自分の理念というメッセージを伝え続けることでもある(p113)

    ・相手側に「意見がききたい」という用意がないと、どんな意見もためにならない。なので、求められていない意見はしない、それがソーシャルメディアであっても、リアルであっても(p124)

    ・生活、仕事、運を高めるには、一人の時間も必要である。自立歩行ができる質の高い自分でいないと、質の高い人々と人間関係を築くことができない。年齢を重ねるほど、一人になっていくのが自然であり、健康的である(p144)

    ・時間は、お金と同様に、消費・投資・浪費の三種類がある。睡眠・食事もその方法次第で、投資になる。仕事はその最たるもので、やり方によっては消費にも浪費にも投資にもなる。時間に追いかけられず、時間に好かれるように仕事を工夫すると良い(p153)

    ・一日の時間の使い方を決めることも大事(p161)

    ・最初に着手するのは、重要なことではなく、一番簡単なことから(p163)

    ・時間割をつくって自分を管理すると、全体を見渡すことができる。これで安心である状態でいられるのは、時間割を「つくっている」からであり、「持っているから」ではない。なくてもなんとかなるだろう、という安心と自信が生まれるため(p169)

    ・成果を出さないと評価されない厳しい時代は、みなで仲良く同じチームのメンバーとして助け合うよりも、一人ひとりが独立したプレイヤーとして働く時代である(p176)

    ・語学を完全習得する秘訣は、惜しみなく時間とお金をかけること、できる限り投資をしなければリターンもない。半年で300万円払うことで相当本気になる、30万円は中途半端、お金をかけると真剣になる、逆に言えば、お金をかけないと真剣にならない(p186)

    2016年5月22日作成

  • 毎日考える時間を作ること。午前と午後に一時間。時間を確保し途中であきらめない。なぜ、なに、なんだろう。
    白い紙に浮かんできたことを書き視覚化していく。アイデアは紙に書いて言語化する。
    人混みでひたすら観察する。その場に身を置いて経験する。わがこととして実感する。
    叩きようがない叩き台。
    時間を管理して集中して仕事をすること。
    今は全くできてないなぁ。もう一度読み直そう。
    2016.05

  • 20160504

    暮らしの手帖編集長が説く仕事と生活の指南書。

    なかなか読むリズムが作れず1週間も掛けてしまったが、よくあるビジネス書とはひと味違った説得力のあるポイントが数多くあった。


    仕事とはたくさんこなしたり、追いかけたりするものではなく、日々、質わ高く、楽しく、無理をせず続けられる自分なりのフォームを持つ。

    アンチな人たちからの批判が一番客観的で正しい。

    今自分が社会のために出来る事はなんだろう。
    自分が出来る事で人に喜んでもらえる事はなんだろうと、常に考える。

    成功と継続の秘訣は8勝7敗を目指す。
    全勝するとマイナスが大きい。

    TODAY WEEKLY MONTH SEASONという4つの時間割りをつくる。

    会社員であっても仕事は自分で見つけるもの。誰かが与えてくれる仕事はお手伝いしかない。

    1人で働いて社会とじかに向き合う意識。
    今日1日、どんな成果があったか。
    今日1日、いくら稼いだか。
    いざとなったら頼れるのは自分だという意識を持って日々仕事に取り組む。

  • 笑顔、親切、正直

  • 空き時間を利用して読了。
    情報に追いかけられている私にとって、今のような日々の過ごし方を改めるべきではないかと考えさせられる一冊となりました。
    何でもかんでもすぐに検索して、クリックして。
    それで分かったような気になっていることへの警鐘をはじめとして、タイトルどおり「考え方」あるいは、日々の過ごし方、心の持ち方、身の置き方など随所に役立つことが書いてありました。
    巻末の木内昇 氏(小説家)による解説も素晴らしい内容でした。
    特に後半部分は氷点下の日の出前の屋外でかじかむ手で読んだので思いで深い一冊となりました。
    付箋は19枚付きました。

  • 『考え方のコツ』(著:松浦弥太郎)

    8月以降読んでいた本
    ブログアップが遅くなりました

    松浦氏のエッセイはなんだかカウンセラーとしての姿勢に
    通じるものがあるなぁと思いながらいつも読んでいます

    付箋をつけた部分をご紹介します

    ・それでも、あきらめずに考え続けること。あきらめないとは、自分を信用することでもあります(p23)

    ・情報収集をし、知識が豊富になっただけで「自分で考えた」と思ってはいけません(p26)

    ・いくら年をとっても、何も知らない自分を忘れずにいたい(p29)

    ・知識を集めるより失敗を交えて経験をしたい(p44)

    ・思いつきのその先にあるものは何かを考え、行動に移していく。このプロセスで欠かせないのが
     想像力なのです(p60)

    ・イマジネーションの果てにクリエーションがある(p93)

    ・僕が思うコミュニケーションの基本とは、いつも幸せな自分でいること。
     これこそ人とコミュニケーションをとる前提だと思います(p103)

    ・幸せでも不幸でも、同じ気分の者同士が集まり、その気分は増幅されていく。それならなおさらのこと
     まず自分が幸せな人でいようではありませんか(p104)

    ・大人として日々を過ごしていれば、悲しいこともあるし、つらいこともある。それを承知のうえで
     コミュニケーションのルールとして、自分の感情をコントロールする術を学びましょう(p105)

    ・自分の感情をコントロールする最良の策は「いつも幸せな自分だと考える」ことです。
     「いつも幸せな自分でいる」ことは難しいけれど、「いつも幸せな自分だと考える」ことは誰にでもできます(p106)

    ・チャンスは必ず、誰かが持ってきてくれるもの。天から降ってくるものでもなく、どこかで拾うものでもなく
     必ずそれを運んできてくれる人がいます(p137)

    ・「運は人が運んできてくれる」と書きましたが、出会いも人が運んできてくれます(p142)

    ・もし、無意識の時間が多ければ、水道の水を出しっぱなしにしているのと同じこと。
     かなり注意しなければなりません(p153)

    ・たとえ会社員であっても、仕事は基本的に自分で見つけるものであり、自分で生み出すものです。
     誰かが与えてくれる仕事はお手伝いでしかありません(p170)

    ・一人で働いて、社会とじかに向き合う意識。
     今日一日、どんな成果があったかを確認する習慣。
     今日一日でいくら稼いだか、どれだけ利益があったか考える習慣。
     いざとなったら、頼れるのは自分だという意識(p174)

    ・みんなで仲良く、同じチームのメンバーとして助け合うというより、一人ひとりが独立した
     プレイヤーとして働く時代(p176)

    ・自分でちゃんと風を感じられているかを、常に意識しましょう。会社に守られたい、上司にほめられたいなど
     期待してじっとしていてはいけません(p179)

    ・「自分株式会社が会社と契約する」という考えを持ち、スポーツ選手のように「自分株式会社が世界中の
     チームと契約する」ことも視野に入れましょう(p180)

    ・<ひたすら観察する。その場に身を置いて経験する。わがこととして実感する>(p200)

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著者プロフィール

東京生まれ。エッセイスト。渡米後、アメリカの書店文化に触れ、日本におけるセレクトブックストアの先駆けとして「COW BOOKS」を立ち上げる。2005年から2014年まで『暮しの手帖』の編集長。その後、「くらしのきほん」を立ち上げ、株式会社おいしい健康・共同CEOに就任。「くらしのきほん」主宰。著書多数。執筆活動の他、クリエイティブ・ディレクターとしても活躍。

「2019年 『くらしのきほん 100の実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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