女ひとり、イスラム旅 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 68
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618177

作品紹介・あらすじ

出会ってすぐに家へ招かれ、外食すれば知らぬ間に誰かが代わりにお勘定、町を案内してくれたちょいワル青年はお年寄りに親切。「怖い」「危険」とイメージされがちな国の人たちは世界一旅人にあったかい。沢山の出会いから日本が知らなかったイスラムの意外な姿が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 写真は白黒だが現地の方の笑顔が素敵で、一緒に旅の同行をしているみたいで、とっても面白かった。現地の方と実際に交流しないと知り得ないことが満載。
    章終わりに飛行機直行便の有無、観光の仕方などがポイントにまとめられている。コラムも写真とともに興味深い話が載っている。
    女性に規律を厳しく求めているかと思っていたがそうでないらしい。

    覚書
    イスラム的結婚はある意味女性に都合がいい。男性は結婚の約束をしないと女性に会えない。女性にしてみれば付き合う上で必ず結婚が保障されている。会っていやなら結婚破棄もOK。
    日本の補正のおしゃれが不特定多数に向けた分散型
    イスラム女性は夫への一極集中 勝負下着は結婚後 夜にはバッチリ化粧する
    一人旅の女性を守ってくれる人がいないかわいそうな人
    イスラム世界の中でも女性の社会進出が進んでいる
    イスラムの国に共通することだが、花嫁候補の女性が料理が上手かなどはあまり問われない。それより重要なのは頭の良さ
    イスラムには旅行者や貧しい者を助けよという教えがある

  • 優しいイスラム圏
    教えのとらえ方なんだなーと思います

    アラブの春やISのない時代の話

  • このようなジャーナリストの方がいらっしゃるから、行ったことのない(行きたいけれど)国の実情がわかるのだと思う。
    しかしながら、何故か著者の取材姿勢に「うーん...」と首を傾げることが何回かあった。
    (ハマムにカメラを持って入ってしまったことについて 等)
    ただ、宗教については学者さんが仰っていることと同じことを述べておられるし、勉強をよくされているのだと思う。

    シリアについて書かれた章では、中東(アラブだったか?)の中で一番人の良い国と紹介されていた。この一文を読んで非常に胸が痛くなった。

  • チュニジア・モロッコ・エジプトなどイスラム諸国の滞在記。著者はノンフィクション写真作家だが、一般の信者たちはとても善良で、女性の旅人に優しく、食事や宿を提供し、温かく迎え入れる。
    また、日本と異なる文化に驚く。例えば結婚観。親族一同で納得できる相手を選び、本人同士は結婚式まで会わないことも。女性が夫以外の男性の前で顔以外の肌を露出しないことで、夫にとって妻だけが魅力的な女性に見える。そのことで、新鮮で幸せな結婚生活が長く続くという。
    異文化について学ぶと新しい視点を得て、今の生活の何がよくて何が悪いのか、考えさせられる。

  • 女ひとりでイスラムの国々を旅する。

    イスラム世界は「女が抑圧される世界」と思われがちだが、案外そうでもない様子。
    わたしたちのように、女性が「親兄弟、夫、親族以外の誰とでも親しく交流する」というのとは違う。だが、それがすなわち「抑圧されていて、幸せではない」ということではない。
    「内なる世界(大切な家族たちとの世界)」においては、もしかしたらわたしたちより自由に生きているのかもしれない。

    それにしても、著者が旅した美しいシリアは、今となってはもう失われた風景なのだろうか。

  • 戦地にも、人の暮らしも温かさはある。当然のことを改めて確認できるエッセイ。…ではあるが、本文で書かれているように、恋愛系のことに偏っていて、「イスラムの女性は夜はセクシー下着」ってことばかり残った。とりわけ今のシリアの情勢を見るにつけ、とはいえ、平和な日常は半分になってしまっていると思われ、自分だけ安全地帯でいい局面だけ見ているようにも感じてしまう。

  • 2015年3月22日読了。

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