- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022618368
作品紹介・あらすじ
創作の源泉はポルトガルのリスボンにあった!イタリア人姑との攻防、運送業者との果てなき戦い、日本の風呂への渇望、古代ローマ遺跡へのときめき…。『テルマエ・ロマエ』の作者がヨーロッパの果てで綴った、笑いと涙と煩悩あふれる爆笑日記。
感想・レビュー・書評
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こういうの好きです。
どの話も面白いです。
今から15年以上前の話なので懐かしさもあります。
時折、幼い頃の日記が出てくることろも好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
mixiがはやっていた頃のインターネットのブログ感が、懐かしく、ヤマザキさんの奮闘振りとともに、一気に読んでしまいました。
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恥ずかしながら、著者様が『テルマエ・ロマエ』の原作者様とは、この本を拝見するまで知らなかった。ブクログで、とても良いレビューを読ませて頂き、明るく笑って読める本を探していたので、手にした。
まず、魅力的なのは、リスボンという町を舞台にした日記だということ。美しい古都、といったような描写はあまりなく。オンボロで、笑っちゃう(とんでもない人たち満載のリスボン生活。だけど、人の気風とか良いこともちゃんと書かれている。
こんな澄ました書き方が、いい意味で似合わないほど、笑いっぱなしのこの本。イタリア人で学者さんのご主人と、イタリアの濃いめの家族主義を絵に書いたようなお姑さんとのやりとり。苦労も多いけど、すごいのは、読んで陰湿さがなく、もう、大笑いさせてくれること。
ああもうやめよう。面白かった。
むちゃくちゃ笑った。
おしゃれな描写はないけど、人間ってこんなにおかしい、そしてエネルギーのあるものなんだ。抱腹絶倒って言葉が久しぶりにぴったりきた。
『テルマエ・ロマエ』の制作が始まる経緯も書かれていて、これを読んだら映画また見てみるのもいいな。イタリアとリスボン、ブラジル、スペイン…さすが欧州、地続きだからか同じ文化圏だからか、旅になると移動が半端ないのも、そういえば印象に残った。
時には何もかも忘れて大笑いして、声を出すのも人間には必要だ。当のヤマザキさんは大変だっただろうけれど。 -
ポルトガルへ行ったことが
あるので、期待して読んでみたけど
面白かった〜!
郵便事情とか家事情でしかポルトガルの
ことはでてこなかった気がする。
でもポルトガルのイメージは良い。
印象的なのは、義母、実家エピソード!
想像していたイタリア家族とは違ってた。
そして嫌々ながらも、期待に応えちゃう
マリさん、だからといって従ってるだけではなく
言いたいことはいつでも言えそうな度胸の持ち主。
法皇の前での合唱が実現したのは、尊敬エピソード。とてもスッキリした。
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2004年から08年までのmixi(懐かしい!)に綴られたテルマエロマエの作者のヤマザキマリさんの日記です。
私がリスボンが大好きで、タイトルに惹かれて読みました。
ポルトガルはヨーロッパの田舎と言われているけど、優しく真面目な国民性でラテンの国ながらちょっと日本と共通点があるのかも。ちょいちょい出てくる食の話に魚介類も結構出てきて美味しそうです。あとポルトガル菓子も。
まだ2000年代初頭でネットが普及していなくて漫画の原稿を郵便で送っていた時代なんですね。20年前ですもんね。
またいつかポルトガルに行きたいなぁ、と思いながら読みました。 -
ヤマザキマリさんのmixiの日記をまとめたものらしい。コロナで自分の時間が無くなり本読めてなかったけど久し振りに楽しく読んだ。テルマエロマエしか知らないけど、漫画読んでみたいな。
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ひとつひとの事象は面白いし、著者のバイタリティーがバリバリ伝わってくるブログ本。一冊の本としてはチョット物足りないかな…
経験出来ない事を代理で行ってくれて報告して貰っている感じ。で、自分が巻き込まれてなくて良かったと思う所多し。
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漫画家・ヤマザキマリ先生のmixi日記をまとめた本。
ハマっているテレビドラマ、イタリア人の義母との闘い(笑)、送った原稿が届かない・・・などなど、ネット上で綴られてきた日常の様子がそのまま読める。
夫の実家とのエピソードは、「そういえば、どこかで読んだなー」というかんじ。「モーレツ!イタリア家族」を先に読んでいたからか。あのマンガの原点はここだったのね。 -
「テルマエ・ロマエ」でのデビュー前、家族とともリスボンに滞在していた日々を綴ったもの。イタリア人の姑とのあれこれ、リスボンという土地ならではのエピソードなど満載。