世につまらない本はない (朝日文庫)

著者 :
制作 : 池田 清彦  吉岡 忍 
  • 朝日新聞出版
3.81
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本棚登録 : 186
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618443

作品紹介・あらすじ

読書とは、脳をつかった運動だ!養老流読書術の神髄がここに登場。後半では、博覧強記の三粋人が自らの愛読書と書の接し方を明かしてくれる。「もし、無人島に持っていくなら」「本読みの、あなただけの秘策は」などの質問に、バックグラウンドの違う3人はなんと答えるか?

感想・レビュー・書評

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  • 『読まれるのか読むのか』

    読書したから脳が発達する。
    というよりも本という対象物に、自分自身がどのようなスタンスで取り組むのかが重要だと感じた。
    私の場合は一ページの前では、自由にのびのびとしたいと考える。
    読書は生き物であり、私は対話する。
    そんなふうに関わっている時、私の脳はどこが反応しているのだろう。
    今回登場する三人のユニークな大人達。
    ぜひ別のテーマでまた語ってほしい。
    ラジオ番組とかやってほしーな。
    今後の日本について語ってほしーな。

  • 三者の対談はみんな読書量が半端じゃないことが伺える。
    斜め上すぎて自分も読みたいと感じるものはあまりなかった。。

  •  養老孟司、池田清彦、吉岡忍が、読書について、テーマ毎に語った内容を記した本。
     養老孟司の本の読み方は、作者の意図や想いを行間から読み取りながら読む。なぜ、この部分が書いていないのかとか、逆に無いものからその意図を読み取る。非常に難しいが。
     読み聞かせについて。子供に本を読み聞かせる効果は、読んだ内容は全く意味がないとバッサリ。ただ、お母さんが笑顔で、愛を持って読み聞かせることで、子供は愛されていることをカラダで感じる。インプット、変換、アウトプット。その流れのなかで、そのインプットの多様性がまずは大事であると。
     中盤からは、読書についての放談会。「温泉教授の日本百名湯」が寝床で読む本だったりとか、マンガはジョジョだったりと、おじさん達のセンスが光る。黄砂その謎を追うを2人が押していたり、読んだことの無い本も。また、森鴎外や坂口安吾などの名作家については、その人物そのものと作品との繋がりを深く感じながら読まれているのが特徴的。古典として残っている名作は、その作品がうまれる理由にも意味がある。たくさんの本を読んで来たけど、何を残して、何を伝えるのか、そろそろアウトプットを意識していく頃なんだろうと思いつつ。

  • 養老先生の本の読み方に関する独り言が読めたのは僥倖.本には,それぞれ読むテンポがあるという指摘には大いに賛成する.さらに言及するなら,読む歳も選ぶ.だから早く読まなければ,という焦燥感が常につきまとうのだ.

  • 本に対してこれだけ熱く語れるということは、やはり読書の量が半端なく多いと言うことだと思う。
    なんの本でも受け取りかたで糧になると思う

  • 2015/12/11

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著者プロフィール

1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。東京大学医学部卒業、東京大学大学院基礎医学で解剖学を専攻し博士課程修了。医学博士号取得。東京大学助手・助教授を経て解剖学第二講座教授。この間、東京大学総合研究資料館館長(1989~93年)、東京大学出版会理事長(1991~95年)を歴任。退官後、北里大学教授を務める。主な著書に、サントリー学術賞を受賞した『からだの見方』(筑摩書房、1988年、ちくま文庫、1991年)、毎日出版文化賞特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書、2003年)をはじめ、『唯脳論』(筑摩書房、1990年、ちくま学芸文庫、1998年)、『カミとヒトの解剖学』(法藏館、1992年、ちくま学芸文庫、2002年)、『身体の文学史』(新潮社、1997年、新潮文庫、2001年、新潮選書、2010年)、『神は詳細に宿る』(青土社、2019年)など。その他、共著・翻訳書など多数。

「2022年 『日本人の身体観の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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