週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分 (朝日文庫)

著者 :
制作 : 阿部稔哉 
  • 朝日新聞出版
2.67
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本棚登録 : 53
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618467

作品紹介・あらすじ

かつてひとつの国だった、ふたつの国。マレーシアから追放されたシンガポールは目覚ましく発展し、人気の旅行先になった。物価の高いシンガポールの格安すき間を探し、世界遺産の街でニョニャ料理を味わい、マレー人の小宇宙に浸る。やさしい風に誘われて、ぶらり漂う南国旅。

感想・レビュー・書評

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  • クアラルンプールに弾丸で行く事になり手に取ってみた。著者個人のノスタルジーだけで、読者にとっては特に意味のない内容。どこに行ってもビールを求める事が重要という日本人おじさんの刹那。

  • ‪"週末シリーズ"のシンガポール・マレーシア編。一般的にリッチな旅先である場所だが、安宿、安飯の体験から都市の歴史的背景まで網羅。ガイドブックにはない情報も長年の蓄積がある著者ならではである。‬

  • シンガポール、マレーシアを週末で旅する、というコンセプト。

    (私にとっては)シンガポールとマレーシアの歴史的背景の話が印象に残った。
    「週末旅」の本としての印象は、やや薄かったかな。

  • 旅行ものというより、少し文化・歴史の考察があって面白いところもあった。しかし、どっちつかずな中途半端な感じも。

  • たんなる旅行記ではなく歴史にも言及しているところが良かった。

  • シンガポールは「南国気分」というか、確実に南国でした。
    毎日気温は30度を超えるし、店先にはドリアンやら(ほんと臭い)ドラゴンフルーツやらパッションフルーツやら日本ではなかなかお目にかかれない果物がが並んでるし。
    自分が今かなり赤道に近い所にいるということを思い知らされます。

    そもそもシンガポール旅行に向けて買った本を帰国して一ヶ月も経ってから頁をめくることになってしまいましたが、旅の記憶を思い起こしながら読み進めるのもまた一興です。

    単なる旅行記というより、歴史についてかなり勉強になりました。

    第二次世界大戦後、マレーシアから追放されるというちょっと耳を疑うような状況で独立を強いられた国、シンガポール。
    ご存知の通り、建国からわずか50年、アジアの中で圧倒的な経済的成功を収めております。
    その立役者が初代首相のリー・クアンユー。
    (本書の中での彼の政治家としての評価は留保されております。)

    滞在中、国立博物館でリー・クアンユーの演説を視聴したのですが、目に涙を浮かべながら「今日から華人もマレー人もインド人もみんなシンガポーリアンになるのだ」と訥々と語る姿には真に迫るものが…。
    こんな政治家は日本には、少なくとも今の日本にはいない。
    その姿が印象に残る一方、具体的にどのようなことを成し遂げたのかについてはまったくの無知だったため、この本でかなりの情報を補完できました。
    現地では「Fair Price」にもかなりお世話になったんですが、まさかそれも彼が作ったものとは…。
    この国の市民生活の隅々にまで彼の思想、哲学が浸透しているというわけです。
    「母国」という言葉がありますが、彼にとっては母というより子どもと呼んだ方がしっくりきそうだと感じました。

    シンガポールを実際旅をしてみた印象は、自らのルーツにあんまり興味のない国なのかなーと。
    過去には何のこだわりもなく、ただ垂直に伸びていく国。
    建てては壊され、また新しく建設され続けるこの国の団地のように。

    不思議な国だった。
    今度行く時はもっと理解できるかな。

    また行くぜ、シンガポール。
    いつか行きたいぜ、マレーシア。

  • 節約旅行者から見る、物価高の管理国家シンガポールという視点が、他のシンガポールガイドに無い特徴。お隣のマレーシアに渡った途端、世界が変わり、マレー半島の中でも、宗教民族の色合いの濃淡で、土地によってまた世界が変わる。そうなるに至った歴史背景や政策を交えての、風景の描写は、多様性に富む分、このシリーズの中でも出色に感じた。

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著者プロフィール

下川裕治
1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。
慶應義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。
『12万円で世界を歩く』(朝日新聞出版)でデビューし、
以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、
次々と著作を発表している。
『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)
『東南アジア全鉄道制覇の旅』(双葉文庫)など、著書多数。

「2018年 『旅がグンと楽になる7つの極意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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