深代惇郎の天声人語 続 (朝日文庫)

  • 朝日新聞出版 (2016年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784022618498

みんなの感想まとめ

深代惇郎の「天声人語」は、鋭い政治批判とバランス感覚を持ち合わせた名文で、読者を魅了し続けています。彼の文章は、短い中に過不足なく表現されており、その巧みさに脱帽する人が多いです。深代氏が1975年に...

感想・レビュー・書評

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  • あぁ…読んでしまった。今でも「朝日新聞社きっての名文家」と
    呼ばれる深代惇郎の天声人語である。聖俗と「最後の」と銘打った
    3冊での復刊のうちの1冊である。

    1975年に46歳の若さで白血病で亡くなっているが悔しくなる。
    こう少し生きていてくれたら、私は深代氏の文章をリアルタイム
    で読めて理解も出来る年齢になっていただろうに。

    それだけに、私にとっての深代氏は特別な存在である。深代氏と
    同じ世代で、読売新聞の記者であった本田靖春氏の文章はかろう
    じて読むことが出来たのだけれどね。

    政治を批判する鋭い視点、抜群のバランス感覚、短い文章のなか
    で過不足なく表現する力。もう脱帽である。

    専門学校時代から「天声人語」を書き写すことが私の日課になって
    いる。深代氏の筆になる「天声人語」と比較すると、時には何を言い
    たいのかぼやけてしまっていることもあることにも気が付いた。

    上手いのである。なんでこんな文章を書けるのか。正編を読んだ時
    にも似たような感想を書いたと思うが、何遍読んでも唸らさせるこ
    とには変わらないのだ。

    『深代惇郎の天声人語』全3冊が文庫で発行された際、「大事に
    読もう」と思って続編はしばらく積んでおいた。なので、あとは
    『最後の~』しか残っていない。こちらを読んでしまったら氏に
    よる「天声人語」はもう読めなくなってしまう。

    でも、でも…読みたいっ!しばらくこの誘惑と闘わなくてはいけ
    ない。自分に勝つんだ。ガンバレ、私。

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