希望の資本論 (朝日文庫)

著者 : 池上彰 佐藤優
  • 朝日新聞出版 (2016年6月7日発売)
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  • 12レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618634

希望の資本論 (朝日文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 対話形式なので分かりやすい。読めば『資本論』に興味が湧くと思う。『教育勅語』と同じく『資本論』にも偏見があり、今、きちんと読み直されてもおかしくないと思う。

  • https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90321924

    まかり間違っても、『資本論』なんて読んではいけませんよ。だけど、何でみんなが『資本論』が大切だと考えているのかは、知ってきましょう。
    あの池上さんが、あの『資本論』への、まさかの熱い思いを語りつくす!
    宇野弘蔵『資本論に学ぶ』(ちくま文庫)、柄谷行人『マルクスその可能性の中心』(講談社学術文庫)なんかも、『資本論』を重要性を押し広げてくれます。
    絶ッッッッ対に『資本論』なぞ、読んではいけませんよ。

    (推薦者:行政 新藤 雄介先生)

  • トマ・ピケティの『21世紀の資本』が世界的なベストセラーとなる中、改めて資本主義のメカニズムを批判的に分析したマルクス=エンゲルスの『資本論』の持つ意義について、池上彰と佐藤優が語り合っています。

    日本特殊論と世界システム論を対置し、前者を「講座派的」、後者を「労農派的」と呼ぶ佐藤の視点は新鮮に感じたのですが、これを文化論と文明論という対立に置き換えてみると、やや偏りのある視点からなされた分類のようにも思えてきます。

    あるいは、佐藤の知的バックグラウンドにはマルクス主義と同時にナショナリズムがあることも考え合わせるならば、こうした分類が現代の国際政治を読み解く上で重要な機軸をなしているという彼の考えも理解できなくはないのですが、やはり講座派と労農派の対立は、近現代日本思想史の中で捉えるのが正しいように思えます。むろんこうした見方は、佐藤の分類で言えば「講座派的」ということになるのでしょう。もっとも私自身は、文明論的な議論はどうしても大風呂敷に見えてしまって仕方がないという人間なので、佐藤や池上のようにアクチュアルな国際政治の動きを俯瞰しようといった関心はほとんど持ち合わせていないせいで、上のような違和感を抱くのかもしれません。

  • 読者には、テキストを誤読する権利がある

  •  労働のコモディティ化、教育格差の問題は間違いなく存在する。各所で指摘されているとおりだ。

     これに対して反知性主義は論外として、二つの論陣が張られているように思う。
     
     第一は資本主義の論理に飲み込まれないよう自己啓発、もしくは独立するというもの。これは個々人の能力による。

     第二は日本社会全体の改善に向けて社会、政治を変えていこうというもの。

     本書では後者の論陣を張る。反知性主義に陥らず、資本主義の構造を知るの重要性を説く。

     かつて大学の経済学はマルクス経済学の講座もあったが、現在でマルクス主義は時代遅れと考えられてきた。

     しかし、リーマンショックが起こり、これってマルクスの資本論じゃね?という再評価され始めている。

     本書では池上彰、佐藤優により反知性主義に立ち向かいつつ、どのように社会をよくしていくかの対談集だ。


     最後には「『資本論』を読もう!」で締めくくられるのだが、普通の読書家で読み下すのに三ヶ月かかるという。

     げぇ!

     というわけで、次に池上彰の「高校生からわかる『資本論』」読むことで勘弁してほしい。

  • 今の私にはハードルが高かったかな。資本論についてある程度知識を持っていれば面白いのかもね。

  • 資本主義について理解していると、その中での闘い方が分かるかも知れない。

    『資本論』を読んでみたくなった。

  • 二回読むと理解が深まります。しかし、二人ともぶれませんね。モンスターです。

  • 今月の1冊目。今年の8冊目。

    池上氏関係の本で色々探していたら、これが新刊だったので、手にとってみました。マルクスの『資本論』が現代社会を生きるうえでいかに有用、また必要であるかについて池上氏・佐藤氏が語っています。さまざまなトピックを『資本論』の観点から扱うと、どうなるかというのが主な内容です。資本論は大分難しそうですが、読んでみようと思います。

  • 2016/6/8 Amazonより届く。

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